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“Where Is ?”シリーズ読了!ついでに英語多読80冊目

遂にこの日がやって来ました。
2021年9月現在、シリーズ合計37冊出版されている"Where Is ?"シリーズを終える日が。別冊的な扱いの”Knock! Knock! Where Is There?”を除く。


そして気づけば、対象読者は年齢一桁台、100ページ前後の英語の本を読み始め、ちょうど80冊の節目を迎えました。ここで、"Where Is ?"シリーズについて振り返っておきたいと思います。




“Where Is ?”シリーズってなんでしょう?

世界中の有名なスポット、人間がつくりあげた建造物や自然について、こども向けに紹介したシリーズです。ざっくりこんな分け方ができるでしょうか。40にも満たないので全部書き出してみる。


世界遺産的なもの:万里の長城、ピラミッド、パルテノン神殿、ストーンヘンジ、タージマハル、コロッセオ、エッフェル塔、イースター島、マチュピチュ、ロンドン塔、クレムリン、ヴァチカン市国、チチェンイッツァ
番外:世界の新旧七不思議

世界自然遺産的なもの:エベレスト、ナイアガラの滝、アマゾン川、グレートバリアリーフ、ガラパゴス諸島、南極、セレンゲティ国立公園、コンゴ

アメリカ関連:グランドキャニオン、ラシュモア山、ホワイトハウス、エンパイアステートビル、ブルックリン橋、アルカトラズ島、ミシシッピ川、バーミューダトライアングル、ディズニーワールド(フロリダ)、エリア51、ハリウッド、ブロードウェイ

宇宙:太陽系、星座


何か興味惹かれるタイトルはあったでしょうか。
行ったことがあるかどうかでいくと、私の場合、ブロードウェイだけです。エンパイアステートビルは訪問当時、全く興味がなく前を素通りしてしまいました…
なんということでしょう。

特にこの御時世、読みながら世界旅行をしている気分になれたのがとても楽しかったです。読み終ったら読み終わったで、行ったことのない場所かつ行ってみたい場所が大半のため「いきてぇぇぇええぇぇぇぇぇ」って胸をかきむしるんですが。



英語のレベルは?

対象読者の年齢層が一桁台だからといって、みくびってはいけません。英検1級レベルの英単語も普通に登場します。

私は英検保持者ではありませんが、TOEICスコアは700~800台です。8~9割方ほぼ辞書なしで、英文をそのまま文頭かららくらく理解することができたかなと思ってます。それも巻を追う毎に、です。
とは言え、英検1級レベルの初めてお目にかかる難単語や、少し構造が分かりづらい文章に遭遇すると途端に読むスピードが落ちてしまうのですが。
(スピードは今後の課題)


いちばん難儀したのがこちら。

イオニア式、ドーリア式、といった用語、覚えておられる方はどのくらいいらっしゃるでしょう?
高校世界史、古代ギリシアや古代ローマ、カタカナ語の応酬にぐったりの日々を思い出すと共に、躊躇なく出て来たので正直びっくりしました。繰り返しますが対象読者の年齢層は一桁台です。わたしゃその年で、そんな難しい言葉知らなんだよ…

その他にも、神殿建築に纏わる見たこともない用語が頻出し、もう本当に何言ってんのか全然わからず、本シリーズ挫折の危機を迎えるくらいでした…
有難いことに挿絵がたくさんあり、神殿建築に関する説明にもついていたので、それらに大いに助けてもらった感じです。

ここが、こども向けの本を読む利点のひとつ、と思います。
文章だけでは理解が難しくても、挿絵が手伝ってくれる。
挿絵を見てまた文章に戻ってくれば、ついさっきはわからなさ過ぎて泣きそうになっていたのも、いつの間にかわかるようになってます。



大人でも楽しめる良質なコンテンツ

ラインナップをもう1度おさらいします。


世界遺産的なもの:万里の長城、ピラミッド、パルテノン神殿、ストーンヘンジ、タージマハル、コロッセウム、エッフェル塔、イースター島、マチュピチュ、ロンドン塔、クレムリン、ヴァチカン市国、チチェンイッツァ
番外:世界の新旧七不思議

世界自然遺産的なもの:エベレスト、ナイアガラの滝、アマゾン川、グレートバリアリーフ、ガラパゴス諸島、南極、セレンゲティ国立公園、コンゴ

アメリカ関連:グランドキャニオン、ラシュモア山、ホワイトハウス、エンパイアステートビル、ブルックリン橋、アルカトラズ島、ミシシッピ川、バーミューダトライアングル、ディズニーワールド(フロリダ)、エリア51、ハリウッド、ブロードウェイ

宇宙:太陽系、星座


例えばグレートバリアリーフだけで、100ページ5000~6000語の本が書けるか?って話ですよ。

成り立ちからサンゴとは何か?、果ては海洋汚染まで幅広い話題が扱われており、「へー」「ほー」と何度唸ったでしょうか。そういった建築物や自然のものがこの世に存在するんだな、としか知らなかったな、と。もしかすると観光の対象としてしか見ていなかったのかも知れないと気づいたのです。


クレムリンは、ロシア史概要を知るには良書と思います。

そうそう本シリーズ、ところどころにコラムがはさんであるのですが、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ二世の娘アナスタシアについてのコラムは特に興味深かったです。


ヴァチカン市国は、チェーザレ・ボルジアにハマった後に読んだので若干ニヤニヤしながら読みました。( *´艸`)


コンゴは、その前に読んだセレンゲティ国立公園みたいな野生動物ものを想像していたのですが、正反対でした。劣悪な奴隷貿易、列強の帝国主義、象牙海岸の話をまざまざと見せつけられ、そんなの全く知らなかった自分が恥ずかしくなりました。


もう本当に、繰り返しますが対象読者年齢一桁台の本なの?




今日は読了した"Where Is ?"シリーズについて語ってみました。大台の100冊、100万語200冊達成に向け、これからも"What Was ?""Who Was ?", そして”I Survived”の各シリーズを地道に読み進めていこうと思ってます!


ビバ英語多読!!!




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