I SURVIVED the Joplin Tornado, 2011 (#12)
全世界数十億人のタドラーのみなさま、ごきげんよう。
対象読者の年齢層が一桁ないし二桁台始めの児童書ばかりを、順調に読破中。100ページ前後5000~6000語の本を積み上げて200冊100万語を読破するという旅の途中なのです。残り数冊で100冊というところ。
さてこの、”I SURVIVED”シリーズも後半戦に突入。戦争とか歴史的大事件から逃げられたというよりは、自然災害の中で生き延びられた系の話が続く。
はいどうも~
毎度毎度の天の声でございますぅ~
お、自分から名乗るようになってきたな。
ほほほほほ
前は吹雪やったけど、今日は何でっか~
これこれ。じゃん。
竜巻やで。
日本でも度々ニュースに上ると思うけど、本場?アメリカのトルネードはいったいどんな被害をもたらすのだろうか。恒例のあらすじをば。
僕、Dexter James。11歳。ミズーリ州のJoplinてとこでパパとママと暮らしてる。ほんとはJeremy兄ちゃんもいたんだけど、アメリカ海軍、しかもNavy SEALsなんて特殊部隊に入っちゃって…
クラスメイトがいっつも、兄ちゃんのことをききたがる。そりゃそうだよね。僕だってとっても誇らしいよ。自分の兄ちゃんがNavy SEALsだぜ。
でもそれも、最初だけだった。
兄ちゃんから聞いたNavy SEALsでの話をしているうちに、なんだか、こ、こわくなってきちゃって…
訓練めっちゃキツんだよね?途中で遭難しかけて救助されたって、兄ちゃんが前に教えてくれた。
それに任務だって…ひどいケガしたり、敵にさらわれたり、もし、僕んちに、か、帰って来られなくなったら…
そう考えただけで、汗びっしょりで目が覚めるんだ…
「弱虫!」なんて言われたくないから誰にも言えないけど。
そんなある日のこと。
ひょんなことからDr. Norman Gageと知り合いに。なんと父さんの大学時代の同級生なんだって!
彼はめちゃくちゃ有名なstorm chaser, 竜巻を追ってる研究者で、”Tornado Mysteries"ってテレビ番組がめちゃくちゃおもしろいんだよね。Jeremy兄ちゃんがまだ家にいたとき、ふたりでずっと見てたっけ。
竜巻っておそろしいけど、でもなんか、なんていうか、すっごくひかれるっていうか…まるでコモドドラゴンみたいに。
その彼が、なんでここ、Joplinに…?
「ちょうどここの西側にね、とっても興味深い竜巻を見つけてね。追ってきたって訳だよ」
僕はいつか、本物の竜巻をこの目で見たいって思ってた。
YouTubeとか、Dr. Gageの番組越しじゃなしに。
「もしよかったら、君の父さんとの昔のよしみで、ついてくるかい?」
心配する母さんを説得するのは大変だったけど、父さんも「こんな機会まずないからな、行ってこい!」って背中押してくれて僕は、Dr. Gageの1日限りの助手にしてもらえた。
Dr. GageのSUVへ乗り込む。
レーダーとかいろんな装備とかありとあらゆるものが、storm chaser仕様になってるのを見るとこれだけでもう、ワクワクする。
レーダーには、あの、あやしい竜巻がうつってた。
このときはまだまだ全ー然なんともなかったのに、気づいたらもうあっという間で…
ものすごい音と、風と、力と、
僕は、Dr. GageのSUVにしがみついているだけで精一杯だったんだ。
…
…
…
しずかになった。
「Dr. Gage?」
運転席にいるはずの彼に、こわごわ、呼びかけてみた。
けど、返事がない。ていうかそもそも、姿がなかった。
不安にかられた僕はSUVの外に出た。
そこに、さっきまでの世界はなかった。
「Dr. Gage!!!」
ど、どどどうしよう、たおれてる、血まみれだ…
おなかがきゅってなる。
血が出てるせいで、どんどん冷たくなっていく…
こ、これから僕、どうしたらいいんだっけ???
Jeremy兄ちゃん…
(/o\)
どうなんの!これから!
DexはDr. Gageを助けられるんか!
ふふふ。
対象読者年齢は一桁もしくは二桁ですからね、推して知るべし笑
しっかしまぁ、よくここまであらすじ書けるようにならはりましたなぁ…
そう!それはそう!
書いてるうちに次々といろんな場面が思い出され、一体、如何やって筆を置こうか迷ったくらい苦笑
じゃーここで、英語でのレビューを晒しておく。今、中華系マレーシア人女子に英語を習っており、彼女のWhatsAppグループで発表できるので。
My Review; ★★★★☆ (4 stars)
- What I like
1) I was able to understand the entire story more deeply than the previous one, "I SURVIVED the American Revolution"
2) Fiction is a real page turner and it absolutely thrilles readers, even though it's for kids.
- What I Dislike
1) Nothing in particular
前に読んだ同シリーズの本よりは理解度は上がってると、若干興奮気味にコメントしておりますな。やっぱり小説、物語の推進力は偉大だと。それがたとえ、子ども向けの本であったとしても。
自身の英語力を上げていくにはまだもう少し、このシリーズの力を借りる必要がありそうです。