I SURVIVED the Battle of Gettysburg, 1863(#7)
全世界数十億人のタドラーのみなさま、ごきげんよう。
一旦こちらで勝手に取り止めとしていた本シリーズ、
再び読み始めたのでまた記録に残しておこうと思います!
Kindleでは何故かNot Availableとなっている以下1冊を除き(実は割と読みたかったのに…笑)、最新刊も含め全巻完走するつもりです!
2021年9月現在全21冊、上記理由によりマイナスGrizzliesで計20冊のうち、今のところ11冊読了済みのため残り9冊…!
ご無沙汰しとりますぅ~
また残りを読み始めるなんて、どういった風の吹き回し?
あんなに「北米史には興味ない」と言い切っていたくせに…
出たな!謎?の天の声…
本気で、200冊100万語を目指すべく戦略変更しただけでっせ。
ええこっちゃええこっちゃ
とりあえず11冊、ヒーヒー言いつつなんとか読み終えて、か~ら~の、なんか作戦とかあるわけ
よっくぞ聞いてくださいましたな!(^O^)/
今回は、別の児童書”What Is/Was ?”シリーズで、同じお題を扱ったものを読んでから”I SURVIVED”シリーズを読むというやり方にしてみた。
”What Is/Was ?”シリーズは結局、事実を淡々と述べるだけ。こちらで知識を得た後に、アメリカの作家Lauren Tarshisが創作した”I SURVIVED”シリーズを読んでみたら少しは、理解も容易いのでは?との目論見。
ほぉではその成果を見せてもらいまひょ
恒例のあらすじをどうぞ。
アメリカ史上、最悪の内戦が幕を開けた。
…なんてことはぜんぜん知らないオレ、Thomasは、妹のBirdieといっしょにヴァージニア州のとある農場にいた。奴隷として。
父さんも母さんももういない。家族ではないけどよくしてくれたHenry兄ちゃんも、農場から逃げてしまった。
「Thomas, 北のほうの州では、オレらみたいな奴隷がいないらしいぞ」
「オレは、北へいく」
そんな夢みたいなはなしをして。
農場での生活は、それはそれはひどいもんさ。
牛や馬とおんなじあつかいだもんな。
まいにちくたくただけど、はらぺこだけど、Birdieの笑顔だけが救いだった。
それが、ある晩…
「Thomas!こっち来い!」
ご主人様がオレをよぶ声がきこえる。
えっやば、オレなんかしくじった…?
ご主人様のほかに、何人かつよそうな男たちがみえる…
これってもしや、Henry兄ちゃんが言ってた、オレとBirdieが別々にうりとばされるってやつ…
だめだ!それだけは絶対!!!
…気づいたら、Birdieをおぶって、農場のとなりにあるまっくらな森の中を歩いていた。
こわい。はらへった。のどかわいた。ねむい。…
けど、ここで止まったら、ねちっこい奴隷ハンターたちがオレたちをつかまえにやってくる…そっちのほうがもっといやだ。
だけどさすがに夜もおそくなってきてBirdieもオレもつかれはて、かくれられそうな茂みを見つけてねむることにした。
うとうとしていたそのとき…
「おい!止まれ!」
!!!!!
奴隷ハンターにみつかった?!?!?!?
え?おしまい?
いやまぁ続きは気になるけれども、
ゲティスバーグの戦いはどこいった?
ははは、ご心配なく。もう少ししたら出てきますんで。
結局この後、何の因果かThomas少年は血みどろの内戦に巻き込まれていく訳ですが、私もどんどん引き込まれていきました。物語の推進力ったらない。
英語多読にあたり、1ページ辺り数個以上知らない英単語が出てきたらレベルが合ってないことになるのですが、正直に申しましょう。
エピローグの前、怒涛のラスト数ページは、1文に数個以上知らない英単語が出て来ておりましたが、それでも止まらぬスピードよ。
こんなの、英語多読をして初めての経験でした。
今習っている中華系マレー女子の英語の先生、本好きでもあるのでBook Clubも主宰されていますが、そこで投稿した感想はこちら。
My Review; ★★★★☆ (4 stars)
- What I like
1) I realised that novels are really entertaining, they can be a real page-turner...I coudn't stop reading it!
2) Switching fiction and nonfiction when reading will be effective to understand the historical facts
e.g. fiction: I survived series
nonfiction: What Was? series
- What I Dislike
1) Some words were still difficult to understand
参考までにAmazon英語版はこちら。
最後に記しておきたいのは、”What Is/Was ?”シリーズ、”I SURVIVED”シリーズ共に、リンカーン大統領のゲティスバーグ演説, The Gettysburg Addressが全文載っていたこと。
日本人的には、
人民の、人民による、人民のための政治
government of the people, by the people, for the people
があまりにも有名な演説ですね。これがたったの数分のスピーチだったとは…
しかし、「古風な言い回しなので、わからないところはおとなの人にききましょう」と、”What Is/Was ?”シリーズ、”I SURVIVED”シリーズにもある通り、しみじみ味わい尽くすだけの英語力は、未だ持ち合わせておりませぬ。また折に触れて読んでみるつもりです。
フィクション、ノンフィクション、共に楽しめたようで何よりですな。
で、お次は?
同じ流れ、”What Is/Was ?”シリーズ⇒”I SURVIVED”シリーズってことで、the Great Chicago Fireに挑戦中です!