I SURVIVED Hurricane Katrina, 2005(#3)
全世界数十億人のタドラーのみなさま、ごきげんよう。
自分にハッパをかけ続けるべくこの1年で読んだ英語の本を紹介していきたいと思います!
今日はこちら!(ドドン!)
I SURVIVED Hurricane Katrina, 2005
(^O^)/
アメリカの作家Lauren Tarshisが著した、”I SURVIVED”シリーズ全20冊のうちの第3冊目ですな。
やっと3冊目…
fictionの語り口に慣れていなくて、まだまだ読み終えるまでに時間がかかってた時代ですわ。
順番は前後してしまうけど、”I SURVIVED”シリーズの前に”What Is/Was ?”シリーズを読んでおりました。全58冊のうち特にテーマに興味が湧いた28冊を読了済み。こちらもそのうち記録に残しておこうと思っとります。
で、確かこっちにもHurricane Katrinaが登場するのですよ。
災害が発生したのは2005年だったとは言え、その頃はほぼ英語とは無縁の生活を送っており、そんなニュースあったっけ?レベルの記憶しかなく。
事前に”What Is/Was ?”シリーズを読んでなんとなく全貌を掴んでるし、第2冊目のサメ襲撃事件よりは、読みながら想像するイメージと全く異なる挿絵が展開される悲しみを感じずに済むやろ…という淡い期待をもって、読み始めたのでした。
11歳の僕、Barry Tuckerは、父さん母さん、そして小さな妹Cleoと一緒に、ニューオーリンズで暮らしてた。お金持ちの家じゃないけど、そこそこ楽しく生活してたよ。
けどある日、ラジオから、めちゃくちゃでっかいハリケーンがやって来るってニュースが流れて来た。近所の人たちも不安そう。僕たち家族はすぐさま町を離れることを決めたんだけど、みんな考えることおんなじだね。道路は激混みで、にっちもさっちもいかない。
そしたらなんとCleoが、急に気分が悪いって、吐き始めて…
父さん母さん、できるかどうかもわからないニューオーリンズ脱出を諦めて、元いた家に帰るって決めちゃった。
なんとか元の家には辿り着いたけど、時間が経つにつれて雨や風が激しくなっていって。僕たちは上へ上へ、とうとう屋根裏にまで避難したけどどんどん水が上がってくる…
しまいには父さんが屋根を壊してくれて、屋根の上にまで這い上がった。
そのときだった。
あ、と思ったときはもう遅くて、
僕、家を取り込んでた濁流の中に落ちちゃったんだ。
すぐに、ものすごいスピード、ものすごい力で流された。
息したいのに、水面に顔を出すこともできなくて、苦しくて。
これからどうなっちゃうんだろう…もう二度と、父さん母さん、Cleoにも会えないのかな…
おお、どうなるのだ少年よ。
(゜-゜)
fictionとは言え、ホンマに災害や事件から生き残った人のサバイバルもの、って感じやね。
そうそうそう。
なんだか巻を増す毎に(ってまだ3冊目なんですが)、伏線の張り方や物語の進め方が巧みになってきて、ぐいぐい読み進められたような。
くどいようですが対象年齢はこうなので
結末は必ずハッピーエンド、ご都合主義的なところは否めないけども。微笑
中華系マレー女子の英語の先生が主催する読書サークルで、読了直後に投稿した感想はこちら。
My Review; ★★★★☆ (4 stars)
- What I like
1) It was a really page turner as well as #1 or #2, even though there were lots of words which I didn't understand. Fiction is definitely interesting, I realised (^_-)
- What I Dislike
1) I wasn't able to comprehend details due to many unfamiliar words(T_T) It must be a good opportunity to expand my vocabulary.
相変わらず語彙力のなさばかりを嘆いているが、それでも話がおもしろかったのらしい。
てことは更に多読して、いろんな単語や言い回しに出合い語彙を増やしていけば、もーっともっと楽しめるってことなんちゃう?
ええ、ええ、きっとそう、首がもげるくらい激しく同意しますよ。
そもそもタドキストを名乗るには、100万語の壁を突破しておかねばならないのですね。”I SURVIVED”シリーズや”What Is/Was ?”シリーズといった、100ページ前後、1冊5,000語程度の本だと200冊は読まねばならぬ。
本当に、タドキストへの道は始まったばかり。200冊、100万語も読めば、また何か新しい地平が見えてくるような気がしているのです。
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