人は何故、ポンコツになるのか?vol.3


🌟「そもそも人はポンコツである」という期待しない姿勢が人をポンコツにしない秘訣でもある

かつて私の職場にAという人間のクズがいたのですが、Aは仕事ができない人を責めて、うつ病にさせてしまった事があります。つまりポンコツにしてしまったのです。そいつだって大して仕事ができる訳じゃないにも関わらずです。
自分の仕事ぶりも酷く、ろくすっぽ教えてもいないくせに人が仕事で戸惑っていると、ねちねち責めるのです。
ただ、Aほどではないにせよ、ろくすっぽ教えてもいないのに、いきなり仕事ができる人間になっていると考えている人は多いようにも思われます。
かつての職場で「引き継ぎにどのくらい時間がかかるか❔」と訊かれて、1日と答えたところ驚かれた事があります。そもそもマニュアルがあるので、それを読めば引き継ぎは完了するので、1日というか一瞬で引き継ぎは完了するのですが、モノになるには、1日じゃ足りません。習熟度も人によって違います。そういった教育の大切さや手間がかかる事を多くの人は忘れているんじゃないかと。
かつて山本五十六はこう言いました。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

とにかく、そのくらいの覚悟を持つ事がポンコツを更にポンコツにしてしまう事を防ぐと私は考えるのです

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