人は何故、ポンコツになるのかvol.1
⭐️人がポンコツになるのには賢いか否かより、向き、不向きが大きく影響します
かつて明治維新の時、現代の司法制度の基礎を造った江藤新平という人物がいました。いわゆる仕事の出来る男だったのですが、戦争となるとからっきしで、佐賀の乱で一敗地にまみれています。
その逆に板垣退助は戊辰戦争において目覚ましい活躍を見せますが、政治の駆け引きは不得手だったようで、いつも大久保利通や大隈重信にだし抜かれていました。
賢いか賢くないかでいえば、江藤新平も板垣退助も賢い方でしょう。しかしながら、実際にはその場、その時で賢さの度合いも変わってくるのです。
そんなの当たり前だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、その当たり前を忘れてしまっている人は結構いるのではないかと。
いわば賢愚よりも適者生存か否かで物事を俯瞰した方がより適切だと私は考えるのです。
(余談ですが、当たり前は単なる当たり前であっていいか悪いかとはまた別問題です。)
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