暗黒の乃木神社と暗黒の二百三高地vol.1
『乃木神社、暗い感じ「だった」らしいです』
先日、乃木神社へ。というか境内社の赤坂王子稲荷神社へ。赤坂へ行く用事があり、現地の神様にご挨拶せねばと、占筮をたてたところ、こちらの神社にお参りしなさいという卦が出たのです。しかし、あくまでも乃木神社の境内社ではあるので、乃木神社にお参りする必要はないのか、占筮をたててみると、それは行かない方がいいとの卦が。
やはり、人が御祭神だと色々としがらみがあるのかなぁと思われましたが、霊能者の桜井識子さんによると、それ以上に自殺した人の霊は闇の中を彷徨いやすいんだとか。つまり、乃木将軍が神様として祀られていたとしても、そこに神様がいない可能性大らしいのです。桜井識子さんが乃木神社に伺った時は、とにかく神社全体が暗かったらしく、御祭神の乃木将軍もどうしていいかわからず、右往左往している状態だったそうなので、先ずは成仏する方法をお教えしたんだとか。すると2021年12月以降には明るくなったんだそうです。
ところで乃木将軍の自殺は明治天皇に対する殉死です。殉死であれ何であれ、自殺すると成仏できないというのは何とも辛いものです。故に自殺なんてするもんじゃないとつくづく思いますが、自殺を善か悪かで考えるものではないとも考えています。
かつて人に迷惑をかけても何とも思っていないチンピラと話す機会があったのですが、そいつらは自殺を悪と言い切っていました。人の心情に寄り添えない奴ほど、そんなふうに考えるんだな、といわく言い難い感情を抱きましたが、自殺もいわば、いわく言い難い複雑な感情の帰結であると考えています。
責任感も何もなく怒りたい時に怒り、笑いたい時に笑い、強者に媚びて身の安全をはかり、弱者には徹底的に威張り散らし、その事に対し良心の呵責も何も無いチンピラに分かる感情ではないのです。
そもそも、乃木将軍がやらなければならなかった仕事はチンピラが思いもよらない重責であった事は間違いないのです。