自分史 滑り止めの人生
私はこれまでに受験というか入試で結果を出せた事がない、そんな過去を振り返る主に学生時代の自分史。
中学までは市立だったので、高校から受験でしたが、希望した高校には合格しませんでした。そして滑り止めだった海星高校へ通い、進学クラスなんて部活動禁止の勉強クラスとなりました。
それなりに努力はしたと思います。ですが、それなりだったのです。余談ですが当時、海星高校は男子校でしたが。今では共学だそうでこれについて色々言いたいことはありますが、一言残すなら高校生は共学が良いと思いますよ、そのあとの人生を考えるとね。
将来どうしたいか?何をするために大学を目指すのか?(これは考えてたかな)それが私にとってどのくらい価値がある物なのか?今思い返しても明確ではありませんでした。
親の期待する国立へ行ければ良いくらいな感覚だったのでは無いかと思います。当時を知る人はこの時点で方向性も間違ってるよと突っ込みたいと思われます。
そんなわけで大学受験も失敗します。
佐賀大の推薦は受けた記憶があるのと、センターはボロボロだった記憶もあります。ただ浪人はさせてもらえず。本人は試験慣れするために唯一受けた私立、滑り止めですら無かったはずの岡山理科大学へ進学します。
浪人させてもらえず…と書いている時点で当時の考え、甘さや主体性の無さがわかるかと思います。
父からは、裏切られた!失望した!という事を強く感じました。ただ、子どもの頃はあれほど怖かった父が弱く見えはじめたのもこの時かもしれません。
大学生になっても、明確な目標などなく、漠然と勉強したい研究を続けたい、その頃は応用物理で量子論とか勉強していましたが、その道に進めると良いな〜 ぐらいの軽い感じでした。今となっては何も覚えていないですね。英語の論文を読み続けたのは良い経験でした。
在学中の面白い経験としては、教職課程を取得した事です。教育実習に物理の先生として高校へ行きましたが、共学だったのです!驚愕と書いても良いですが(女子がいるからね)、大変でしたが楽しい2週間でした。
女生徒に言われた「先生、喋らなきゃ良い男なのにね♡(♡がついてか不明)」なんて良い思い出です。と言うかそれだけ覚えてます。
いや、大学の4年間は結構楽しく生活していた気がします。学びたい事は学べて、単位は一つも落としたことはない(はず)、いろんなバイトをしたし、サークルには入ってませんが遊ぶのには困らなかった。夏季休暇中にホテルに住み込みでバイトもしましたね。これはまた別で書きましょう。
それでも、将来自分がどうしたいのか?どうなりたいのか?漠然としすぎていました。
時代としてはバブルが弾けた頃卒業を迎える事になり、それまでの情報もあてにできず就職が一気に困難な時代となったのです。そしてそんな状況を言い訳にして大学院への進学を画策しました。働くというイメージが全く持てなかったのと勉強を続けたかったのです。
ですが、大学院へ行くことは家庭の事情で諦め、教員になるか、就職するかを選択する事になります。
この時点でも自分の意思で何か行動を起こす事ができなかったと言えます。親族に教員が多いのでその道も興味はありましたが、就職する事を選びます。
そしてここでも滑り止めが発動します。
最初希望した企業には就職できませんでした。それでもなんとか就職できただけでも良かったのではないかとも言える時代なのですが、その様にして社会人になります。
個人的には身近で阪神淡路大震災も経験したし、東京では地下鉄サリン事件も起こり不安しかなかった様な状態で学生から社会人へと大きな変化を強いられる時でした。
ここに書いた高校から大学に至るところで思い返すと、何かをやり続けたりする事は得意なんですが、目標や目的が定まらないので力加減がわかっていなかったのではないかと思います。
その目標を達成したいのなら、目的を見据えて動きたいなら、力を集中し結果を出す事を考える必要があったのだと思います。
私の周りの一部の人たちは目的を明確にして行動する事ができていたとも思いますし、そうでない人たちも大多数いたかな…
学生の時期に、コーチの様に関われる人がいたら人生がどう変わったか分かりませんが、当時の自分としての後悔は少なくできたのでは無いかと思います。それこそ受験に失敗する度に努力が足りなかったと悔やみ、自分を否定する様なことを常に考えていましたから。
真面目だけど自己肯定感低いな。思い返すと。
今回の自分史はここまでです。在学中のダメなあたりの話を詳しく書くかは考えておきますが、きっと書くでしょう。そして、このあと社会人になって劇的に変化する!なんてことは無いですが、いまは人生を楽しく過ごしています。気長にご覧ください。
今の学生が、どの様な支援を受けられるか詳しく知っているわけでは無いですが、ぜひ若いうちから目標、目的を明確にする事をお勧めします。
それだけで人生に大きな影響があると思います。
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