走る事と学ぶ事
たまには走ることについて、走り始めて感じた事を書きます。これを読んでも速く走れる訳では無いのでご了承ください。
他に趣味と言える様なものも無いので、マラソンを趣味と言い始めて数年経ちますが、続けられていることについては褒めてあげたいところです。誰も褒めてくれないので自分で褒めておきます。よく頑張ってます!
さて、走り始めたきっかけは色々思いつきますが、走るようになって、少しでも速く・長く・楽に走りたいと思ってランニング教室に参加するようになりました。ちょうど3年前の今頃(5月21日)は高橋尚子さんのランニング教室に参加していました。
様々なランニング教室に参加して知識を得て体験をして、今に至ります。走るだけの競技ではありますが、知らないことが多すぎて驚きます。
走るために大切なもの、リズム、呼吸、体を使う感覚、力の入れ方・抜き方、どれをとっても普段意識していないことばかりでした。そしてそれってこれまで学んだことないよねって事ばかりだった様に思います。
小さい頃の記憶など曖昧であてにならいのですが、それでも長距離を走ると言うことについて、いや、そもそもどんな距離でも走る技術に関してあまりに知らないのでは無いか?と思いました。これだけ生きてきた経験、歩いた経験、走った経験があるのに。
陸上部でもないと学ぶことは無いのでしょうか?
もしくは経験しすぎて、学んだ事を忘れている、学ぶ必要を感じていないのか?、などと考えるきっかけになりました。
経験を積み重ねる事で、基本が自分のものとなり、自分の要素と混ざり合うことで個性になり、より洗練されていく感覚はとても良いものだと感じています。なので経験を積んで学んだ事を忘れるくらい自分のものにしているのは良いのではないかと思います。ただし、学ぶ必要を感じなくなるのは問題です。
中途半端に知識があり経験があるともう十分だと思ってしまうことがあるかも知れません。学ぶ必要を感じなくなるのはそんな時ではないでしょうか?
そんな残念な勘違いを無くすために、学び続けたいと思いますが、そのためには今の状態が正しく把握できる事、進捗が客観的に見える事が必要です。
これが一人で出来る人は羨ましいのですが、私は出来ません。なぜなら学んでいる途中なので把握した状態を正しく分析できないのです。なんだか鶏が先か?卵が先か?みたいな話になっていますが、これを解決するのは信頼できる第三者に見てもらうことです。
第三者の視点で客観的に状況を把握し到達している事、していない事を分析できれば効率的に効果的に学ぶことができると考えています。
走る事だけでは無く、人生のあらゆる場面でこんな事が有効だと感じています。私はコーチでもあるので、コーチってそんな役割だよなと思っています。
これからも走り続けます。そしてより速く、長く、楽に走れるよう学び続けたいと思います。