自分史 コーチになる
自分史です。コーチングを知り、都合が良いと思って学んだあとの話です。
コーチングのスキルを学んだあと、管理職として部下と接したりステークホルダーと会話する際にコーチングを使う機会がありました。コーチングのセッションではないけれど、相手の考えを聴き、信頼関係を構築することができました。
それ以降、管理職としての活動の中でコーチングのスキルを意識しつつも日々の仕事に追われていくことになります。
責任範囲も増え、業務管理だけではなく事業として新しいサービスを検討し、売り上げ、利益を出すことを考えるといった立場で、様々なことを学びました。学んでる間は楽しいのですが、結果が出ないと振り返り、反省、見直しを行い計画を修正します。
組織運営に集中することが多くなるにつれて、ピープルマネージメントが不十分になることを感じながら、手を打てずにいました。
そんな中、いくつかの炎上してるプロジェクトに責任者兼PMとして対応することも多くなりました。炎上してから入るPMなので、リソースもコストもスケジュールも今この瞬間をどう乗り切るかと言うことが多く、やっているときはシンドカッタの一言です。
これはこれで良い思い出なのですが、ピープルマネージメントが重要だとわかっているのに、優先順位が下がっていました。重要だけど緊急ではない案件としてやってはいけない後回しをしていたのです。重要で緊急なことが多過ぎた。
組織の中でコーチングを使うことが難しいと感じたのも、優先順位の影響があったかも知れません。そして一番大きな阻害要因はニュートラルでいられないという事でした。余裕がないのです。
自分が確立てきていないという事もあったかもしれませんが、それ以上に責任者であり評価者であると言う立場と余裕の無さが中立でいることを妨げていました。
そんなことを考え、悩んでいるころに、家庭でも様々な問題が起こりました。そのため過去に何度か在宅勤務をさせていただいてり、業務内容を絞ったりで、当時の関係者の方々には本当にお世話になりました。
それでも諸々立ち行かなくなり、自分の中で仕事よりも子どものことを優先したいとの思いから退職を選択します。同時に新たな道、コーチとして起業することを模索し始めます。
そして改めてコーチングを学び始めました。これはコーチングを学んで気がついたにまとめています。
改めて学び始めた理由は、どうやら私のコーチングには何かが決定的に足りないのだと感じていたからです。それでもコーチになりたいと考えた理由は別の記事で書きたいと思います。