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第18話 「若くなく、資本金もない」人が異業種で起業には

さっそく結論からお話する。

異業種からの起業は、以下の3つのパターンが多いと思う。

・1つ目は、自分がゼロからその業種に入って修行し、プロとしての力をつけてから起業するパターン。

・2つ目は、すでにその業界で活躍している方と組んで、自分はマネジメントに徹して、実作業はやらないパターン。

・3つ目は、すでにその業界で活躍している方と組んで、自分はマネジメントもやりながら、実作業もやるパターン。


若ければ、あるいは数年の余裕があれば、1つ目のパターンがいいと思う。マネジメントのスキルがなければ、実務を身に着けながら並行して勉強していけばいい。異業種起業の王道だと思う。ただ、修業期間中の低賃金に耐えられる環境が必要だ。だから家庭を持ってしまうと現実的にはなかなか難しい。

2つ目は、マネジメントのプロがやるパターン。参入しようとする異業種に、他業種で成功してい会社運営手法を導入する、あるいはその業界にない斬新な切り口を発見してプロに実現していただくパターンだ。M&A、投資家というワードがイメージに近い。最初からたっぷりお金が必要で、白黒が早期に出やすい。というか、早期に結果がでないと続かない。

3つ目は、僕が取った方法。

若くなく、資本金もほとんどない人向け(笑)。

ただ、この3つ目には大きな落とし穴がある。

特に、プレイヤーとして成功してきた人は要注意だと思う。

まさに、「エリート銀行員から・・・」と言っている僕のようなエリート会社員の方が陥ることが多いパターンだ(自分を「エリート」というのは鼻につくと思います。その主旨はエリート会社員の方の目を引き、僕のような勘違いをしないでいただきたいためなのでご容赦を)。

これは、このブログを書く本題の1つかと思う。

プレイヤーの一流とマネージャーの一流は違う。

まあ、よく言われていることだが、本当に怖いことだ。これは、理屈的に、優秀な方ほど陥ってしまうと思う。それは、このあと綴らせていただくなかで、どう理屈的にも怖いのかをリアルにお伝えしていきたい。


話しをもとに戻したい。僕はプレイヤーとして初心者という認識はあったものの、マネージャーのスキルがめちゃくちゃ大事だということを気づかずに、3つ目の手法をとってスタートする。

ただ、起業後、3か月間1本の電話もなかったが、ある日かかってきた1本目の電話から、大ブレークをしていく。





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