日本酒とウエディング、伝統と革新のコラボ【世界に向けた新たな乾杯酒 MIZUBASHO with Yumi Katsura】
日頃日本酒を飲まない女性が、飲む時っていつだろう…
多分、お正月とか冠婚葬祭かな。
でも乾杯ってやっぱりシャンパーニュとか泡モノだよね、きっと…
和装での結婚式だと日本酒かしら…?
南青山の桂由美ブライダルハウス東京本店で行われたコラボレーション日本酒の発表にお伺いした際、入口のドレスを見ながらふと思いました。
世界に向けた新たな乾杯酒 MIZUBASHO with Yumi Katsura
ウエディングなどの様々なお祝いの乾杯時にピッタリなスパークリングの日本酒
群馬県の酒蔵【永井酒造】とウエディングの【ユミカツラインターナショナル】のコラボレーションで2022年6月5日に販売されました!
スパークリング日本酒?awa酒
日本酒を飲まない人にはシュワシュワした日本酒なんてあるのか~と思ってしまうかもしれないけれど、近年の日本酒のトレンドのひとつなんです!
乾杯の席にシャンパーニュなどの泡モノ同様の相応しい華やかさ。
日本酒を強いと感じたり、飲み慣れなかったりする方にでも、オススメできるのがスパークリング日本酒!
特にとっておきの乾杯には、和装でもドレスでもキメ細かい泡のラグジュアリーなawa酒がピッタリなんです!
永井酒造株式会社
群馬県の酒蔵の永井酒造株式会社はまさにその瓶内二次発酵の本格的なスパークリング日本酒のパイオニアで、蔵元はawa酒協会の会長。
ちなみにawa酒は「あわさけ」と読みます。
地元に愛される代表銘柄の地酒「水芭蕉」「谷川岳」から
「NAGAI STYLE」という、シャンパーニュのように乾杯に相応しいスパークリングのawa酒からスタートし、純米大吟醸、熟成酒、食後のデザート酒までコース料理と共に楽しむ提案、
「Artist Series」というオシャレな女性向けラインナップまで
日本酒の新たな可能性を世界へと提案し続けている酒蔵です。
Yumi Katsura
今回の永井酒造の新しい取り組みは、なんとブライダルファッションデザイナーの桂由美さんと。
日本の友禅(着物を染める技法)が着物の衰退と共に失われて行くことを憂い、伝統を守りつつトレンドを取り入れた独自スタイルのウエディングドレス専門店を1964年にオープン。
世界にも認められた日本のブライダルファッション界の第一人者です。
両社の共通するテーマ「伝統と革新」「洋と和の融合」
日本の精神を守りつつも、西洋からの優れた点は取り入れ、
和と洋、双方の様式を調和させ時代と共に発展。
古き良きものを守りつつ、若い世代や世界に伝える。
「和洋折衷」「和魂洋才」などという言葉が頭に浮かびます。
日本の美や技のエッセンスを取り入れた今回の取り組みは、まさに今世界に伝えたい日本の文化ですね!
ウエディングだけでなく、海外の方へのプレゼントやおもてなしにもぴったりです!
売上の5%は両社共同で尾瀬の環境保全活動に寄付
知っていますか?
地球温暖化の影響で雪が少なくなり、鹿が尾瀬沼周辺まで降りられるようになり、湿原内の水芭蕉の花をはじめとした植物を食べてしまうそうです。
永井酒造は「尾瀬の水芭蕉再生プロジェクト~心に花を咲かせましょう~」として、かつてのような尾瀬の原風景を取り戻すための活動をしています。
地元の尾瀬高校と継続的に水芭蕉の苗を植え足していく事で、 2030年までに2万株以上の水芭蕉を尾瀬の大清水湿原に再び咲き誇らせることを目標としています。
心に水芭蕉の花が咲く未来へ乾杯
桂由美さんが日本初のブライダル専門店をオープンしたころはほぼ和装の時代。最初はなかなか理解されないとのことでした。
永井酒造の瓶内二次発酵のスパークリング日本酒も700回失敗したそうです。
水芭蕉の栽培は、種から育てて開花するまで3年という長い時間がかかります。
お話をお伺いして、夢を叶えて行くにはまわりの理解と協力、そしてたくさんの時間がかかるんだとつくづく思いました。
日本の美しい景色を残すこと
日本の伝統である日本酒や友禅の技術を次世代に伝えること
このプロジェクトでは学校とコラボし、二十歳になったら日本酒をプレゼントする「未来への約束」をしています。
復活した水芭蕉の花と共に、awa酒で二十歳や結婚のお祝いをする未来も見えますね!
ぜひ、ウエディングだけでなく乾杯やプレゼントでもお試しください!
永井酒造は、MIZUBASHO Artist Seriesでも「SDGs尾瀬の水芭蕉再生プロジェクト」として売り上げの5%をプロジェクト資金として寄付しています。
こちらでも日本酒を飲むことで尾瀬の環境問題を知り、自然環境を守り、日本の美しい景色を残すことに協力できます。
MIZUBASHO Artist Seriesについてはファーストヴィンテージから2年連続書かせて頂きましたので以下をご覧ください。
「MIZUBASHO Artist Series 2022」
「MIZUBASHO Artist Series 2021」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?