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ウェビナー 「南ドイツの生きた里山 〜生活文化の延長線上にある身近なパラダイス 」

2021年 7月18日(日) 16:00-18:00


https://german-satoyama.peatix.com

レクチャー 80分  質疑応答 30分  参加費:1500円/人

私は南西ドイツのシュヴァルツヴァルトという、風光明美で活気のある観光地に住んでいます。ただし、観光に頼っている地域ではなく、農林業や手工業があり、精密機械やITの企業もあり、伝統とモダンが融合した、素朴で地に足がついた多様な生活文化があります。観光業はその延長線上にあって、地元の人たちにとって、多様な複業の1つであり、世界と繋がる手段であり、生活の質を支えるものです。それら複業によって造られ維持されている長閑な里山景観は、生活者にとっても、日常に潤いを与える身近なパラダイスです。

本セミナーでは、新刊「多様性」の4章に書ききれなかった逸話、美しい南ドイツの里山景観の背景にある生活文化を、具体的な事例に基づきならが、写真や映像を使って話します。

美しく多様な自然と農村景観をもつ日本でも、飾らない、背伸びしない、身近なパラダイスの再生と発展を願って。

・森は誰のものか? 〜開かれた「明るい」森での多様な利用者の棲み分け
・E-Bike。元気な高齢者も森の道を気軽にサイクリング
・農家の宿で休暇を!
・季節限定の農家レストラン 〜カール大帝の時代からの伝統と現代の制度
・農家の蒸留酒づくりの伝統が、牧草地の景観に多様性を付与する
・村の同志が古い水車小屋を改修し、博物館とオイル生産、パン焼きのシルバービジネス
・ヤギ to Go 〜急斜面の景観管理をするヤギと一緒に散歩する斬新な余暇プログラムを提供する新規移住者
・廃業に追い込まれた我が町の小さなスキー場を複業農家が救った
・2月のカーニバル 〜企業も学校も自主休業し、カーニバル移民と亡命者が出るクレイジー週間は、人々をつなげ、伝統手工業を育てる

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