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俳句 石蕗の仄暗き庭照らしおり

季語は石蕗(ツワブキ)冬

今の時季なんの花も無い築山に
石蕗の花だけが、苔のついた庭石の根元に
咲いています
今までは、剪定していない時季だったので
こんな風に感じることはなかったのですが
今年はモミジも未だ色付かず
石蕗だけが今とばかりに存在感を放っています

夫が働いていた頃は、12月になってから
植木屋さんに剪定をたのんでいましたが、
年金生活になると馬鹿にならない金額なので、
自分たちで少しづつ剪定することに決めました

紅葉の色づきも待てず
10月半ばからはじめ、ようやく目度が立ったところです

ただここで一つ大きな問題が…

高い脚立、電動ノコギリ、剪定鋏大小揃えると
1年目は植木屋さんに頼むより
代金がかかってしまいました 
が、いつまで高い脚立に上ることができるのか?
道具を買ってから気づいたのです
想像力の欠如ですよね^^;

バブル期に造った庭は
今は負の遺産でしかありません
40年後の予想を正しく立てられる人など
なかなかいないでしょうが
受け継ぐ者がこんなにも大変になることを
地価がこんなにも暴落することを
恐らく父は見通せなかったのだと思います

人にとって一番大切なことは
先を見通す力と、他人の心を推量ること
ようするに
想像力を身に付けることのように思います

貴重な若者が
いじめを苦に命を落とす
お金のトラブルで大学生が人を殺す
安直に闇バイトに応募し長い人生を台無しにする
人の死に対してその長たるものが責任を感じない等々
すべて想像力の無さから来るもののように思います


読むことと書くことが
それを身につける方法のひとつだと
わたしは信じています
だからまた自分のペースで読み書きをはじめよう
体力は衰えても、
想像力だけは持っていたいと思うから

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#今年学んだこと

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のり
この度はサポートいただきありがとうございました これからも頑張りますのでよろしくお願いします