GRⅢと共に台湾に行ってきた(彰化編)
大家好~毎度おなじみの正真正銘Nori-Street本人でございます。
だいぶ熱くなりましたね!寒いのが苦手な私としてはナイスなシーズンが迫っております!
さて前回は、北部の港町基隆をオススメしましたが、今回はGRで撮った中部の地方都市、彰化を紹介いたします。
それでは愛用のリコーイメージング株式会社様のGRⅢ+GW-4&GRⅢxと共に振り返りたいと思います。
初の彰化に向かう
滞在先の台中で友達と遊んでいる際、急遽彰化に行ってみない?と言われ前から興味があったので台中駅から台湾鉄道通称「臺鐵」(国鉄)に乗り向かいます。日曜日ということもあり、台湾人だけでなく東南アジアから出稼ぎで来た方々も沢山乗っていました。
台湾では、介護の仕事などは東南アジアからの出稼ぎ労働者の方が担っています。都市部となれば駅に、東南アジアの方が沢山集まり故郷の仲間たちと駅の構内でピクニックをしたりと独特の光景を見ることができます。
故郷の仲間と久々の母国語で羽を伸ばせる時間、貴重な休日ですね。
彰化
台中駅から普通電車にあたる區間車で20分少々、座席指定特急にあたる自強號で10分少々で着く彰化縣彰化市いったいどんな街なのでしょうか。
駅の改札を出ると、駅前なのに目立つ高い建物もなく台北や台中の都市部とはあきらかに異なる地方都市ならではの風景が見えてきます。
ガジュマルの木でしょうか?タクシーのロータリーも都市部と異なり非常に小さく、木に集まるかのように黄色いタクシーが止まっているのが可愛らしく見えます(笑)
有名な映画の舞台地
彰化と言えば、2011年に公開された台湾の大ヒット青春映画「那些年,我們一起追的女孩」日本語タイトル「あの頃、君を追いかけた」の舞台となった場所です。
この映画見ていて楽しかったのは間違いありませんが、最後の意外なオチはにはびっくりしました。
Youtubeには中国版がアップされておりますが、肝心な笑える部分が結構カットされていましたので、是非興味ありましたら絶対台湾版を見る事をオススメ致します。
彰化扇形車庫に行ってみた!
彰化と言えば、台湾ファンの方なら彰化駅構内にある、この場所を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ここ彰化扇形車庫は、日本時代の1922年(大正12年)に建てられ、台湾で唯一、今も現役で使用されている扇形車庫です。
歴史的な価値だけでなく、以前から風景やポートレートの撮影スポットとして人気があり、InstagramなどのSNSでも数多くの写真が出回っています。
ちなみにトップ画は同じ場所からGRⅢxで撮影しています。40mmと21mmの差は大きいですね!
声をかけて卒業の記念撮影に来ていた台湾の大学生をGRⅢxで撮らせていただきました。
彼らのの明るい未来を願ってシャッターを切った思い出深い一枚です。
彰化の廃墟を21mmと28mmで記録
扇形車庫のすぐ横の通りを歩いた際に偶然見つけた廃墟です。休日の賑やかな扇形車庫とは正反対の静けさ、でも何故か落ち着くところがあります。
春の夕暮れ時、コンクリートの壁に映し出された木の影が寂しさの中に温かみを演出してくれます。
遠くから、子供たちの賑やかな声が聞こえてくるのですが、ここから人の姿は見えません。
廃墟から見た現実の世界。わずか数メートルの距離ですが流れる時空が違うようです。
なんと廃墟と廃墟の間に鎖に繋がれた犬がいました!友達は獣医なので、犬の健康状態をチェックしたところ、問題なさそうで、恐らく近所の誰かに飼われている犬とのことで安心しました!
犬も、人間が来たことで大喜びしていましたが、次に行くため別れを告げました。ダックスフンドくん元気でね!
さぁ皆様、この中の5枚中3枚が21mmですよ!どれかわかりましたか?
しかし、台湾の廃墟ってすごい中途半端なところで解体が終わっているんですよね(笑)
玻璃媽祖廟(台灣護聖宮)へ
せっかくだから、台湾人でも珍しいと思える場所に行こうとなり、玻璃媽祖廟に行くことにしました。
ここ玻璃媽祖廟の「玻璃」とは中国語でガラス、「媽祖」は海の神様「廟」は寺という意味で、字のごとく海の神様「媽祖」を祀った全面ガラス張りの寺で計7万枚のガラスをネジなどを使用せずに固定し2012年に完成しました。
ところで寺と廟の違いが気になった方はこちらのサイトを参考にしてみてください。
ここではGW-4を装着し、全てを21mmで記録しました。21mmでもこの広さなので実際は左程大きくないことがわかると思います。
それにしても夕日が眩しいです!ガラスの関係、光が筒抜けなのが良いですね!
既に他の寺とは異なる特色ですが、夜はライトアップされるみたいなので更に変化を楽しめると思います。
場所は、彰化駅からタクシーで40分程の海に近い工業地帯の中にあります。
タクシーで向かったのですが、めったにタクシーが走っていない場所だから駐車場で待っててもらいました。
道中は彰化の住宅街から田舎の田園地帯と抜けていくのですが、久々に見た台湾の田舎の風景に癒されました。
ただ、周りは玻璃媽祖廟以外は何も無いため、行くならばドライブ感覚のつもりで行った方が無難だと思います。
値段は確か往復1000元(約4500円)程だったと思います。
八卦山大仏風景区へ
続きましてここ八卦山大仏風景区は1961年に完成した高さ22メートルの大仏様が訪れる人を出迎えてくれる、市民の憩いの場所です。
人間の高さと比べられるようGRⅢxで撮りました(笑)大仏様の中にも入れるようですが今回は入りませんでした。
八卦山大仏風景区から、彰化市内を海側へと見下ろします。高い建物が少ない為、八卦山は左程の高さはありませんが奥の方まで見下ろせます。
老担阿璋肉圓をGRⅢで撮る(笑)
ここ老担阿璋肉圓は彰化の美食ランキングで必ず上位に入るお店です。
「那些年,我們一起追的女孩」を見た人ならおわかりの通り、ロケで使われた食堂です。
人が並んでる方がロケで使われた場所で行列もすごく人気な為、横断歩道手前にある全く同じお店の別館で食べました。
もちろん超級好吃でした!!!
皆さんも台湾中部に訪れたら、日帰りで十分楽しめる彰化市内を是非とも愛用のGRで記録してみてくださいね!
今回も最後まで長文お読み頂きありがとうございました!
それではまた〜!