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【今日のカープ】九里投手の替えどきは4回表だった

5点とられても食らいつくカープ打線

今日は立ち上がりから九里は良くなかった。味方のエラーもあったが、明らかにボールの勢いはないし、投球するときにしっかりと足で踏ん張って投げられている様子じゃなかった。

それでも野手がヒットで得点をとり、何とか食らいついていた。オスナに3ラン打たれたときは「今日はもう終わったかな…」と正直思ってしまった。だけど、小園や坂倉の活躍で5−4まで追い上げた。そのあと松山選手はセカンドゴロで倒れるが、カープには「まだいける!」と息を吹き返したはずだった。

4回表の失点で勢いを失ってしまう

だけど4回表のヤクルト攻撃で、九里の状態は上がる様子もなく、ボールの勢いはない。制球もよくない。青木や山田レベルのバッターは、ストライクを取りに行こうと置きに行ったボールはすぐに狙われる。特に1点差まで追いついたばかりだったから、余計にこの失点は痛いし、気持ちも萎える。

まだ4回だったし、九里には何とか立ち直ってほしいという佐々岡監督の思惑もわかる。でも本当に勝ちに貪欲なら、先頭バッターの元山にヒットを打たれた時点で交代してもよかったと思う。

ヤクルト打線は九里の投げるボールに目が慣れていたように見えた。ここでピッチャーをコルニエルにでも交代していれば、投げるボールもスピードも変わる。絶対に0点で抑えられるという確信はないが、このままでは打たれると素人目にもわかっていた。

ときにはすぐに見切ることも大切

九里や大瀬良には常に若手を引っ張る立場として、勝ち頭になってほしい。けど、勝つためにはキャリアや立場関係なく、ときには見切ることも大切だ。今広島カープはコロナの影響やワクチンの副反応もあり、なかなかベストな状態で戦えていない。でも目覚ましい若鯉の成長もある。今は戦力がなくて負けているとは決して思えない。

佐々岡監督にはどうかピンチをチャンスに変えるくらいのエキサイティングな試合采配をしてほしい。頑張れカープ!明日こそヤクルトに勝つ!!

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