九里らしい負けん気の強さで掴みとった勝利
こいほーーーーーーーーー!!!今日は締まった試合の中、本当によく勝った・・・という感じですね。
緊迫した投手戦
今日は山口と九里の投げ合い。山口は横浜時代から良いときは手を付けられず、なかなか打てない相手だ。一方で九里は調子が戻らないなかでの登板だった。プレイボールから九里は連打を浴びるが、ダブルプレーや相手の走塁死で0点で抑える。ただ、ここからどちらも譲らない投手戦になる。
山口はメジャーから日本へ復帰し、いきなりの1軍登板。ボールのキレがよく、今日も手がつけられない方の山口か・・・という印象だった。相手はノーヒットノーランを継続していて、ヒットを出すことさえ難しい状況で、九里も負けじと無失点で抑えていく。どちらも譲らない投手戦になると、こういう試合は1発で試合が決まることが多い。それがどちらに出るのか、緊迫した試合だった。
山口のノーヒットノーランを砕いたのは…
緊迫した試合の均衡を破ったのは、鈴木誠也でも菊池涼介でもない、野間峻祥だった。8回表、ノーヒットノーランを意識している山口のストレートをライトスタンドに持っていき一瞬で砕いた。まさか野間にホームランを打たれるとは思ってもいなかっただろう。
「便利屋」だった九里がエースらしい姿に
かつての九里は負け試合にも勝ち試合にも起用される、いわゆる「便利屋」だった。便利屋で終わってしまう投手も多いが、数年かけて先発を勝ち取り、それどころかエースに近い存在にまでなっている。九里の魅力は何と言っても「負けん気の強さ」と「体の丈夫さ」。年々投球にも磨きがかかり、まだまだ成長を予感させる選手だ。
明日は菅野vs高橋昂也
明日は球界を代表するエース・菅野との対戦。今日の九里のように、気持ちを前面に出して、目一杯投げてほしい。
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