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腎臓の機能が低下している場合、カリウム値の管理は難しいです。

そもそもカリウム値が高いとどんな危険があるのかわかっていませんでした。
今の時代、生成AIを使えばGoogle等で調べなくても、まとめて答えてくれるのにそれさえせずに、調べても
どんな食べ物がカリウムの含有量が多いのか
どんな食べ物がカリウムの含有量が少ないのか
を調べる程度でした。

実際、カリウム値が高いことによる危険と調べてみると、

カリウム値が高い状態を高カリウム血症(高カリウム症)と言います。この状態が続くと、身体に以下のような弊害が現れることがありますと書かれていました。

  • 筋肉の弛緩: 高カリウム血症は筋肉の弛緩を引き起こし、筋肉の収縮が適切に行われなくなります。これにより、呼吸困難や動きの鈍さが生じることがあります。

  • 心臓のリズム異常: カリウムは心臓の電気的な活動に重要な役割を果たしています。カリウム値が高いと、心臓のリズムが乱れ、不整脈や心停止のリスクが高まります。

  • 筋肉の麻痺: 重篤な場合、高カリウム血症は筋肉の麻痺を引き起こし、呼吸筋も影響を受けることがあります。これにより、呼吸困難や呼吸停止のリスクが高まります。

  • 神経症状: 高カリウム血症は神経系にも影響を与え、倦怠感、弱さ、しびれ、または麻痺を引き起こすことがあります。

  • 腎臓の負担: 腎臓がカリウムを排出する役割を果たしていますが、高カリウム血症は腎臓に負担をかけ、腎臓の機能をさらに悪化させることがあります。

腎臓の負担への負担ということはわかっていましたが、心臓や呼吸困難はしりませんでした。

確かに少し動いただけで、息遣いが荒くなっていました。
また、大学病院の腎臓内科のドクターがどうして心臓の状態を心配して、心電図等心臓の検査をしようとするのか全く理解できませんでした。

おそらく先日、大学病院での定期検査でカリウム値が相変わらず高く、再び血液検査と心電図というのもやったそのドクターの意図がわかりました。

血液検査は5日間絶対に忘れずにカリウム値を抑える薬を毎食後飲んでください。という話だったそうなので、
おそらく、薬を飲むことによってどの程度カリウム値を下げることができるのかを見るためにもう一度血液検査をしてください。ということだったのでしょう。

心電図はカリウム値が高いことにより、心臓のリズムが乱れ、不整脈や心停止のリスクを調べるためだったと思います。

実際、呼吸器異常も起きている可能性もありそう。

カリウム値を気にして、本人が食べたいものを食べることができないというのも余命がそれほどない人間にとってどうなんだろうかと思ってしまいます。

腎臓の機能が低下している場合、カリウムの摂取量を管理することは非常に重要ということで、まとめると下記のようなことになりました。

  1. カリウムの低い食品を選ぶ: カリウム含有量が低い食品を選ぶことで、カリウムの摂取量を抑えることができます。例えば、りんご、ブルーベリー、クランベリー、イチゴなどのフルーツや、キャベツ、ほうれん草、キュウリなどの野菜があります。

  2. 調理法を工夫する: 茹でることでカリウムを減らすことができます。例えば、じゃがいもやさつまいもを茹でる際には、皮をむいてから十分に茹でることでカリウムを減らすことができます。

  3. 食事のバランスを考える: タンパク質やビタミン、ミネラルをバランスよく摂取することが重要です。鶏肉、魚、卵、豆類などのタンパク質源を選ぶと良いでしょう。

  4. 専門家のアドバイスを受ける: 栄養士や医師に相談し、お母様に合った食事プランを立ててもらうこともおすすめです。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な食事管理ができます。

  5. 水分補給: 腎臓の機能をサポートするためにも、適量の水分補給が重要です。ただし、腎臓の状態によっては水分制限が必要な場合もありますので、医師の指示に従ってください。

確かにいままで、看護師さん、薬剤師さん、ドクターにお聞きしたことや自分で調べたことと一致していますが、
自分が見聞きして実行にしたこともあるけど、実行できていないことも多々あるといったところです。

もう、それほど長くない命ということを考えるとどうするのが一番いいのか難しいところです。

カリウム値を気にせず、好きなもの、食べたいものを食べさせてあげることの方がいいのか?
それとも最後まで気にして制限が必要なものは制限した方がいいのか?

なかなか難しいことですね。


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