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【ボイトレ・脳トレ・シニアライフ】第7話


N♠「リンゴ君がボイトレスタッフになってくれているので、とてもボイトレ作業がやり易くなったよね。リンゴ君には引き続き活躍して貰おう。
写真で分かるように、腹部の左右筋肉で挟まれたスキマは、イチョウ葉の形に成っているのが確認できるよね。

このイチョウ葉領域がボイトレの運動場となるよ。」

B♡「背骨をポールだたすると、ポールで固定された🚩がハタメク様子ににてるわよね。旗の生地がスキマと思えばいいのよね。」

N♠「それって、バッチリOK!だね。息だけで腹部スキマを振動させるようになると、かなりのもんだぞ。その時、背骨に負荷を感じられるようになると完璧だね。最終的には腹部背骨には、かなり強い圧迫感を受けるからね。」

B♡「背骨に、そんなに負荷がかかるって感じたこと無いわ。まだまだボイトレ不足なのね。」

N♠「息づかいに慣れてきたら、筋肉膜を引き込む息の操作を意識しよう。
その為には、スキマを流れる息のスピードをアップするのが、手っ取り早い方法なんだ。
但し、直線上ではやり難いので、吐く息と吸う息を合流させて渦巻を造る事で、無限のスピードアップを工夫して欲しい。息のスピードが上がるほど、ハイトーンが出易くなるぞ!」

B♡「リンゴのタネが集まってる辺りの真ん中が息の出入口と思っていいのよね。という事は、中心からタネを吹き飛ばしたり、吸い込んだりを繰り返す感じかな?」

N♠「スキマの薄くて軽いタネだから、息の動作はテキパキと小気味よくやるといい。
そのタネが渦を巻いて回転運動が始まるとボイトレは大成功だぞ。
慣れてくると、吹き飛ばすだけで、吸い込みは自然に付いて来るように成るから楽しみにね。」

B♡「タネの飛ばし具合で、様々な声が、生まれそうね。いろいろ試してみるわ。息のバットでタネを打ち返す感じでいいのかな?」

N♠「よしよし、かなり高いレベルが期待できそうだな。注意して欲しいのは、息バットは身体の中心点で構える事を忘れない様にね。タネをぎりぎりまで、中心点に引き付けて、当てに行く感じかな。」

【数学好きの方の為のボイトレ数式コーナー】
丸いリンゴの中心点は、XYZ軸の交差点となります。Z軸をIm(虚数軸)に設定すると、Y軸(縦軸)が息の通り道、X軸(横軸)が筋肉エリア(実数軸)となります。中心点が身体内に設定できると、無駄のないボイトレがはかどります。
ZY軸平面内で,半径r=1の単位円の中では、cosθ+isinθに準じた動作をしますから、θが0の時(cosθ=1,sinθ=0)となりY=1となり最大実数値を示します。
θが90度(π/2 ラジアン)ではZ=iとなり、虚数値は最大です。
同様に計算すると、θが90度回るたびに、実数・虚数を繰り返します。ボイトレではこのθを急速に変化させる事で筋肉(実数)の振動を引き出します。又、このθ変化を虚数軸に依存する事で、実数からだけでは引き出せない情感(虚数)表現が際立ちます。
θ変化のスピードをアップする事で音程コントロールが可能となります。ちなみに、音程は息のスピードに比例します。


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