読後感想文『ハイパワーマーケティング』
ジェイ・エイブラハム(著)
開業するならマーケティングについての知識があった方が良いよ!と、(勝手に)心の師匠にしている行政書士の先生が言っていたので、お勧めされていた書籍を読んでみた。
ハイパワーマーケティングは、2001年に出版された後、2017年に新訳されて再出版されたマーケティングに関する書籍で、今なお内容が色褪せないと言われています。
内容は、最近のビジネス書で書かれている内容と重複する部分が多いのですが、出版年を考えると、この本で学んだ(若しくは肉付けした)内容を、実例を踏まえて紹介している書籍が多いんだなと気付かされます。
『ビジネスは顧客の問題解決』『USP』『卓越論』を基本的コンセプトとしていて紹介していて、どれもナルホド!と納得できる内容です。
読んでいて非常に刺激を受ける一冊でした。
書籍の中で紹介されている実例は、アメリカの事例であることと、時代背景もあり想像しにくいところもありました。
また、三社間取引やインターネットに関するもの、バーター取引などについての部分は、開業・起業していない身からすると想像しにくいところがあります。
おそらく、経験を積んでくるとそのあたりも「ナルホド納得、参考になるなぁ!」となるんだと思います。
本屋や古本屋で購入したいなと思ったのですが、本屋では在庫なし、出版社にも在庫なしという人気ぶり。
ネットで買おうと思ったら、定価の数倍で売られていたりするというプレミアぶりでした。
結局、図書館で借り待ちして読んだのですが、それだけの時間をかけた意味のある書籍でした。
開業・起業するなら、一冊は手元に置いておきたい書籍です。
再版してくれないかなぁ。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。よろしければコメントなどを書いていただけたら嬉しいです。また、フォローしていただいたり、スキを押していただければ、更新の励みになりますのでよろしくお願いいたします。
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