ピン子ちゃん・・・
アーユルヴェーダ的生活をゆるーく取り入れて、35歳のときより今が元気。
アラフィフナースです。
患者さんとのエピソード聞いて下さいよー。
ナースノリノリ
「おはようございます!いかがですか?起きれそうですか?」と声をかけると
「・・・ピン子・ちゃん?・・」
親戚、知人にそう呼んでいる人と似ているんだろう・・・
その患者さんは、
認知症があって周辺症状が悪化する時があり、ケアに困難なときがある方でした。
なんとか落ち着いてほしいと、
日々試行錯誤していたのですが、
名前や状況は忘れても、
快・不快は記憶に残ることから、
あまり不快な思いをさせないよう
笑顔や、安心感が引き出せるようにケアしていました。
急がしいなかで、
うまく行くときもあれば、
行かないときもあるのですが。
日々、心がけていました。
すると、なぜか私を見ると
「ピン子ちゃん」と声をかけてくれたり、何気ない会話をしてくれるようになりました。
私を認識してくれたんだなと
嬉しく思いました。
しかし、名前はピン子ちゃん。
誰とな違えているんだろ~と
疑問は残りました。
ある日、
熱海地方で、地震がありました。
その日は、遅番で出勤。
ちょうど、その患者さんは、
病棟でリハビリをしていました。
「おはようございま~す!」
と、通りすぎようとすると、
リハビリスタッフのそばから離れ、
駆け寄って来てくれました。
(リハビリでここまで良くなりました。)
「ピン子ちゃん、おうち大丈夫だった?
熱海のお家。」
・・・
もしや、泉ピン子と思ってる?
その時はっきりしました。
真剣に心配されるので、
話を合わせましたが、
後で、リハビリさんと大笑いしました。
50代、
渡る世間はおにばかりの
泉ピン子に似ている年代になったのか。
チョンチョンピと
目、鼻がついている程度の顔は
お年寄りの目には、そう写るのか?
でも、私を心配してくれた気持ちは
とても嬉しかったです。
若い頃は、
余裕もなく日々業務に終われ、
ストレスフルで患者さんに注意が向いていませんでした。
今でもストレスフルで、
業務も多いのですが、
自分に元気があると余裕がうまれ、
やっと看護が楽しくなってきました。
「忙しい」
は、心を亡くすとかきます。
自分を労り、
心を亡くさないようセルフケアしています。
とはいえ、50代。
そろそろ引退したい。
誰か、看護婦さんになりませんか~。
募集中で~す。
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