看護師だけど、セラピスト。患者さんにセラピーを届けるには?触れることの大切さ。
ニューヨーク🗽勤務でした。
時々ニューヨカーの私。
「ニューヨークいくよー。
パスポートもったー?」と、患者さんの車イスを押し浴室へ。
はい。
医療・介護現場あるあるです。
おばちゃんナースになると、こんな感じで仕事しています。(私だけ?)
チャンピサージセラピストになり、
お店を開くのがセラピストの夢と思っていましたが、お店は持てず。
セラピーが
ストレスケアに良いことはわかるのですが、
ストレスフルな患者さんに届けるには、
病名に対して有用か、医師の許可、根拠を説明できる能力がなく、患者さんに届けられずにいました。
アロマなども、あれだけ効能あるにもかかわらず、現場で取り上げられている話って、私の身近では聞こえてきません。
アロマオイル代どこから捻出するかとかが、ネックなのでしょうか?
チャンピサージ®は、
何の用意もいらないところがいいですね。
私の手があればいいだけ。
チャンピサージ®は、造語です。
シャンプー → チャンプー → ちゃんぴ+マッサージ = チャンピサージ®って、ところでしょうか。
インドでは頭も含めセラピーするらしいです。
創始者は、インド人。
イギリスでは、ボデーセラピーはあるけど、頭がないことにびっくりしたそうです。
そんな歴史もあり、
入浴介助の洗髪に、チャンピサージの要素を加えよう❗️と考えました。
坐位でシャンプーなのと、腰が悪い人もいるので前屈みもとりにくいため、顔に水かかりまくりですが。
少しでも気持ちが良い。
なんだかほっとする。
と、そんな時間が少しでも提供できたらなあと。
シャンプーなので、医師の許可も入りません。
チャンピサージ®の
ワイパーの手技や、
ストローキングを
洗う時だったり、ドライヤーの時だったり。
患者さんに「床屋さんですか?」と、いっていただきました。
いやいや、看護婦さんですよ。
手技を取り入れることも癒されるけど。
あえて手伝うという触れ方。
回復期病棟では、
障害を持っても、自立した生活を目指し
リハビリをするのですが、
日常生活もリハビリのひとつになります。
出来ないことが出来るようになることは、
嬉しいことです。
しかし、
たまにつかれてしまうこともありますよね。
たまになら、
ちょっとリハビリを休んだり、
リハビリ以外で休息をつくることで、調整できるかもしれませんが。
「自分でします。
出来るようにならなくちゃ。」
と、気が張り積めて、疲弊してしまうこともあります。
そんな時、
たまにはちょっとお手伝い。
触れることから、
信頼感が増し不安を表出できるきっかけになると知っていたから。
(ヘッドタッチケアの研究結果より)
忙しい看護婦さんに話すのは、申し訳ないとモヤモヤを抱え、苦しませてしまう。
一対一の入浴介助は、
患者さんが不安を表出できる場所にもなるんだよなー
と実感。
忙しい中、患者さんの不安の表出を引き出す方法に、触れるを取り入れていこう🎵
軟膏塗るとき、
清拭するとき、
湿布張るところ聞きながらさわるとき、
触れる機会があれば、
ちょちょいとセラピーの手技入れちゃおう。