頭と寝食を共にする

 リラックスの時間を可能な限り取りたい。寝かせるとたくさん見えないものが見えてくる。

例えば楽曲。その時の粗も、ずっと作っていると麻痺してくるものだから、その時には気づかず、勢いで提出したあとに「ここはもっとこうしておけば良かった」と軽い後悔に陥る場合も多い。

考えに考えてもどうしても良い案が浮かばず、思考が疲弊している時なども一旦手放して寝かせることで、朝起きると考えつかなかったアイデアが浮かび、状況を打開できる時がある。

 タスクが膨大にあり、今自分が何をやっているかが分からなくなるくらい忙殺感覚に陥ってしまうときほど、ちゃんと頭を寝かせるための時間を作るべきだ。その方が結果的に作業効率や脳のパフォーマンスが向上し、オーバーヒートに陥らずに済む。

わざと動作をゆっくり行うだけでも、リラックスは案外訪れたりするもの。もちろん瞑想なども効果的だと思っているし、短時間でも実際に自分自身寝てしまうのも相当効果的だったりする。寝食を共にするような感覚で。

この「寝かせる」という行為を、あらゆる局面である程度確信的に行うことができたら、もっともっと見える世界が違ってくるのだろうなと思う。


 僕がこうしたことを今さら書いているのは、当然今まさに上記のような状況に追われているから。いつものごとく自分用のメモである。

今日はこんなところで。

いいなと思ったら応援しよう!

則宏史(noreason studio)
「スキ(いいね)」は非会員ユーザーさんもできるので、 押してくれるとすごく励みになります。 そしてぜひ大阪に来た際は COPY HOUSE へ!🏡