![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87532097/rectangle_large_type_2_ccd6a77fe4b22f36cac37d66fa708f79.jpeg?width=1200)
【50代の大学生日記 第31話】遅ればせながら夏休み
アルバイトを始めてから、なかなかまとまった休みが取れない今日この頃、大学の試験が終わり、スクーリングのレポートも提出し、とりあえず課題がなくなったので、気分的には夏休み。バイトで平日の2連休を設定しておっさんの一人旅に出てきました。
と言っても、おっさん旅だと、美味い物を食って酒に溺れるか、「旅打ち公営レース場めぐり」ぐらいしか楽しみもないわけで・・・・・・
今回は九州北部の公営ギャンブル旅をしてきました。
というのも、バイトが休みの日にどこのレース場が開催されているのかと調べてみると、この日は福岡県の「飯塚オート」でナイターレースが開催されているのを発見。夜のオートレース(バイクのレース)は、コーナーを回るときに、レーサーが履いている「鉄ゲタ」が路面とこすれて火花が飛んだりしてスゴく美しいと聞いたことがあり、ぜひ一度は見てみたいと思っていたので、迷わず九州へ出かけました。
![](https://assets.st-note.com/img/1663978347220-TltLBK9Mht.jpg?width=1200)
まずは北九州名物24時間営業の「資さんうどん」へ行き、名物「かしわごぼ天うどん」で腹ごしらえ。以前、愛車で車中泊しながら北九州の旅打ちをしたとき、何も知らずに入った「資さんうどん」で美味さととろろ昆布入れ放題なのと、おはぎも食べられることに感動し、「牧のうどん」や「かろのうろん」や「小倉駅のうどん」にも足を運び、毎日3食うどんを食べていました。今回初めて食べた「博多名物元祖肉肉うどん」も美味でございました。
![](https://assets.st-note.com/img/1663978895587-dq633bnxgr.jpg?width=1200)
さて夜になり、飯塚市の山の中にある飯塚オートレース場へと向かいます。近年は路面が改良されたのか、鉄ゲタがこすれて火花が飛ぶようなシーンは見られませんでしたが、ライトに照らされたバイクが走る姿は美しく、轟かせる爆音はおっさんの心に染み入ります。
そして、ありがたいことに・・・・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1663979989509-xGMkjWvXNB.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663980030410-OJQsvbnfSa.jpg?width=1200)
なんと万車券が的中!! これで片道の新幹線代は取り返したぜ。
このレース、2着と3着の着順が非常にきわどく、写真判定にも長い時間がかかったのですが、最終的に3番車が最後の最後で逆転しての2着入線となり、見事的中しました。3番車 藤岡一樹選手の名前は生涯忘れないことでしょう。さらに次の10Rも的中し、この日は絶好調。その勢いで次の日は佐賀県の唐津競艇へ出かけました。
唐津競艇といえば、前述の車中泊の旅打ちでも最後に訪問し、「なんとかこの旅のトータル収支は黒字で終わらせたい!」という強い思いで、どーんと張り込んで一発勝負に出て、見事的中させ、明るい顔で地元へ帰ることができたという縁起の良いレース場です。
![](https://assets.st-note.com/img/1663981616348-ODu8Jw8mQ5.jpg?width=1200)
しかし、今回はあえなく撃沈!! 前夜稼いだ新幹線代片道の儲けが、ホテル代1泊分に減ってしまいました。
泣きながら東唐津駅へ向かう無料送迎バスから外の景色を見ていると、「なんじゃこりゃ?」
![](https://assets.st-note.com/img/1663981977296-rHenAplRQ6.jpg?width=1200)
何の変哲もない交差点なのですが、交差点の名称が・・・・・・
「東経130度交差点」(トップの拡大写真を参照)
日本を通る東経線でキリのよいものと言えば、130度と140度ぐらいで、北海道から東北、関東を貫く140度線に対して、130度線は佐賀県と長崎県のほかは線上にある島ぐらいしか通っておらず、とても貴重だということで唐津市が街のシンボルとしてPRしているそうです。
ということで、佐賀県の旅を終えて京都の嵯峨へ帰りました。同じサガつながりなので、「佐賀→嵯峨嵐山」の切符を買いたかったのですが、嵯峨嵐山駅は「京都市内区間」なので、切符は下写真のようになってしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663983190131-TYH0Si5kid.jpg?width=1200)
とりとめもない、おっさんの旅日記でした。次はどこへ行こうか。次回をお楽しみに。