大学生活
髪が伸びた。こればっかり言っている気がする。セットしてもなんとなく汚い感じがして嫌だったので結んだ。かと思えば結んでまとまるほど長くはないらしくアホ毛が大量発生。ヘアピンとアホ毛まとめと戦っていたら時間が無くなったからキャップに頼る。マリーンズではなくパドレス。ダルビッシュファンなのです。井口さんファンという説もある。野茂も好き。アドバイザーだし。
今日は暑い予報だったからひらひらのガウチョに数年前のブルーノートUT。おれは座学の授業の定位置を決めてもらっている(上座側の列の一番前)のだが、今日の先生全員教室に入ってきたとき「教室間違えた!?」的な表情をしていた。合ってます。すみません、おれです、妖です……。
キャップ、結構いい。件の39パドレスとCLMのレプリカしか持っていない。パドレスの59や47のマリーンズのオーセンティックを買おうと思って試着したことが何度かあるけれど、なんだかピンとこなくて買っていない。パドレスはともかく、マリーンズのネオクラシックはとても興味がある。発売したらストアに見にいって、よければ買いたい。パドレスも、折角ならオンフィールドとかいつでも買えるモノじゃなくてじゃなくて限定モノが欲しい。けれど気に入るのが出ない。気に入ったのじゃないと被らなくなってしまうから、気に入ったのが出るまでは買わない。
野茂が好きだから本当はドジャーズを被りたいけれど、野球を一ミリも知らない輩と一緒にされたくないから被らない。意味のない強情。
吉井監督もSHINJOも好きだからメッツもアリ。
学食で夜ご飯を食べていたら(おれ、えらい)副科のグループが一緒のおねえさんに話しかけられた。おねえさんとか言っているがおれの方が年上。いつまで経っても心は17歳。今までは授業外で会話した人は学科の先生と学食のおばちゃんと購買のおねえさんと学生課の担当さんだけだった。なんだかとても嬉しかった。気の利いたことも言えないし、面白い話もできないことが悔やまれる。なんというか、彼女からしてみればおれは大勢ある知っている顔の一つでしかないのだろうが、それでもおれに気づいてくれたことが嬉しかった。少し惚れた。残念ながらそんなことはない。こんな心の揺れが何度か起こればそう遠くないうちにそういうメンタルになれるだろう。そう信じている。いつまで経っても独り。
ちなみに夜ご飯を食べながらパテレを見ているところを話しかけられた。「や、野球好きなんだね~(引)」的なことを言われた。マジで野球しか会話のネタがない。綺麗な人だから使っている化粧品の話でも振ってみようか。それはそれでキモいか。どうすればいいんだ……。おれに高度な話術を求めないで……。
三年前、心が折れたのが四月の終わりだった。すぐに薬をもらえる精神科に飛び込んだのを今でも憶えている。燃焼切れ感は感じるけれど、とても元気。余計なことを考えていないのがいいのかもしれない。妙な人間関係も無い。タスクが多すぎることもない。やりたいことも明白。なにも左右されない。朝起きて、授業に出て、残りの時間は練習室を占領。疲れたら家に帰って、適当にソルフェージュをやって、歯磨きお薬。
親父が家に来たとき、ペースが狂って体調を崩した。何もかもが上手くいかなくなってしまった。歯車が狂った。何があろうとも、自分で決めたルーティーンは変えない。それが秘訣。
ポメラ時間を取れないことだけが悩み。睡眠時間を削るしかなくなってしまう。
音楽理論の先生が素敵でときめいていたのだけれど、喋り方、口調に既視感(既聴感)があって、何なんだろうと考えていたらのぶ代ドラだった。気づいてからそれにしか聞こえなくなった。どうしてくれる。