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職場のコミュニケーションが変わる!オンライン1on1練習会の進め方
「話を聴くスキルを実践的に学ぶ70分」とうたってオンライン1on1練習会を開催しています。「実践的って、具体的にはどうやっているのですか?」というご質問をいただきましたのでおこたえします。
1)目的と進め方の確認など:15分
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はじめに、練習会の目的、1on1の定義、進め方などについて講師から説明します。
また、参加者全員の自己紹介を行い、目標を共有します。
2)ロールプレイ(役割演技):15分×3セット
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話し手(部下役)、聞き手(上司役)、観察者立場の3人1組で1on1の役割演技(5分)を行います。終了後は感想や気づいたことを振り返り、言葉にしてシェアすることで学習効果を高めます。役割を交代して合計3回の役割演技を体験します。
役割演技をする際に、質問の仕方やフォーマットについてはあまり細かく決めていません。各役割の目標は、参加者によって変わるところがありますが、初めての参加の場合は下記の設定でやっています。(それぞれの意図については練習会の時に説明していますが気になる方は事前にお問合せください。)
話し手(部下役):役になりきってみること
聞き手(上司役):話し手が聞いてほしいと思っていることに集中すること
観察者:どんな「聴き方」になっているかを観察すること
ところで、「聴く」というスキルについて4段階に分けたアイデアをtwitterで見つけました。端的にあらわされていて納得度が高く興味深いです。今回の1on1練習会では「未熟」または「普通」を脱するところが最初の目標になるとイメージしてもらえればわかりやすいかもしれません。
「聴く」には、その人の成熟度によって4段階ある。
— 安達裕哉(Books&Apps) (@Books_Apps) May 20, 2022
未熟 :否定してやろう、と思って聴く
普通 :解決してやろう、と思って聴く
成熟 :ただ聞くだけでいい、と思って聴く
達人 :自分の中に取り込もう、と思って聴く
3)全体の振り返り:10分
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最後に学びの共有を行います。目標に対しての達成度や自分自身の今後の課題について参加者全員で発表。進行役の講師からも、良かったところや、さらに欲を言えば・・というところをお伝えしています。
以上、ご参考になれば嬉しいです。
開催概要・今後の予定・お問合せ先
「職場のコミュニケーションが変わる!オンライン1on1練習会」の概要等については下記の記事をごらんください。
お読みいただきありがとうございました!