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才能の正体は“集中力の質”ルーティン編(後編)
この文章は、漫画「左ききのエレン」劇中に登場するメモ「プロジェクト・ハイプ」を再現した内容です。性質上、架空の固有名詞が登場します。ご了承下さい。
はじめに
前章では「ルーティン」の大半は思い込み、いわゆるプラシーボ効果かも知らないと述べたが、それでも一定の効果があるのは事実。モデル・岸あかりのルーティン条件の一つ「空腹時」や「岸あやの」の「仮眠後」など、身体のコンディションにまつわるルーティンは何かしらの医学的根拠がありそうだ。本章では、まず多種多様に存在する無数の「ルーティン」を強引に体系分けを試みる。この体系分けは、2005年頃のニューヨークで、私が「左ききのエレン」と呼ばれるアーティストのルーティンを探す時に考えた仮説が下敷きになっている。
(以下は、このノートを読んだファッションデザイナー・岸アンナが自身の部下向けに書き直した資料を元に紹介します。)
ルーティンと性格診断
その他)否定形ルーティン
もちろん、ルーティンの種類はこれ以外にも存在し、この系統分けはあくまで自己分析の一助に過ぎない。またそれぞれの系統には「否定形」が存在する。つまり「この時間帯では出来ない」「この嗜好品を摂取しない」なども含まれる。
ルーティンには5段階のステージがある
十分に前置きをした上で、本題に入る。「ルーティン」と呼ばれる技術には、5段階のステージが存在する。繰り返しになるが、ルーティンは必殺技の類では無いため、効果効能がインフレする事は期待しない事。どちらかと言えば、段階が上がるにつれ効果効能を必要としなくなると表現した方が近い。ここから、そのステージを順に説明してゆく。まず、最初は「ステージ0」から。
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