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足助のおばさん 田舎暮らし 231

おばあさんが台所を仕切っていた頃、私には巻きずしを作る機会がなかったのですが、最近残りご飯にあり物で即席の巻きずしを作ることが増えました。
残りご飯の始末については「冷凍する」「雑炊にする」「チャーハンにする」「ドリアにする」「おにぎりにする」等々いろいろやってきました。息子に至っては「ドリアは残りご飯で作るものなので、ご馳走感がない」とまで言うほどでした。この段階ではまだ「ご飯を単体で使う」発想でした。
それに「残ったおかずを加えて巻きずしにする」というアイディアは我ながらうまい考えでした。おばあさんの巻きずしは「卵、干瓢、胡瓜、でんぶ」とほぼ内容が決まっていましたが、納豆巻やサラダ巻など今や定番のメニューです。出来合いの寿司酢と焼きのりがあれば特別に材料を用意しなくてもできるのではないかとチャレンジしたところ、最初からうまくいったわけではないですがそれなりのものができるようになりました。
毎日3食支度していた頃には手を抜くことしか考えていなかったのが、少し余裕が出てきたとも言えます。昨夜は夫の作ったいんげんのバター炒めを芯にした巻きずしを作りました。おばあさんがお風呂上りに2切れつまみ、朝起きた時にはお皿がカラになっていました。夫が夜のうちか早朝かに食べてしまったようです。
夫が台所仕事を引き受けてくれてまる7年になります。我が家のジェンダー指数はかなりいい線いていると思います。(2020年10月24日 記)

(元ブログ 残りご飯: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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