見出し画像

怖い思いを打ち消すだけの理由を考えてみる

長野で人の家の家に住みながら畑を耕すnora100です。

この生活が始まったのは2020年の春。

私は、東京の家を出てきた。

その時、私は自分で離れて暮らすと決めたのに「畑をやりたい」という理由だけで、別居婚をするということに罪悪感がむくむくと湧いていた、、、

東京では、旦那さんの実家の横に住んでいたので、義理の両親に家のことを何にもしない嫁と思われるのが怖かった。

がしかし、私はそんな罪悪感を持っているとすぐに体調を壊してしまう。現にすぐに気持ち悪くなってしまった。

そこで、なんとか自分を納得させる理由を考えてみた。

長野に来た理由を自分に言い聞かせたら、今は精神的に落ち着いて過ごせるようになったので、ここで発表する。

今、家を出ようとしている誰かの役に立てれば嬉しい。


1.好きなことがあるってすごいこと

一緒に住んでいるおばさんから

「好きなこと見つからない人もいるんだから、好きって言えることがあるってすごいことだよ。」

と言われて、周りにも好きなこと探している人がいたのでたしかにそうかも知れないなと思った。

そんなおばさんは、ゴルフに出会って人生変わったらしい。今では毎週ゴルフに行っている。ゴルフの話をするときのおばさんの目は、キラキラしてる。

今好きなことがあってそれが出来てる私は、もしかしたら、めちゃめちゃキラキラしてるかも知れない。さらに副作用で、若返りもしているかもしれない。

次、旦那さんに会ったら「キレイになったね」なんて言われてしまうかも知れない。

好きなことしている方が、旦那さんとも良い関係でいられるはず!


2.不耕起栽培で長期的に畑を耕したい

高校生の頃から憧れていた不耕起栽培。さらに、種採りもしたい。

私は不耕起栽培を自然菜園の本を参考にして取り組んでいるのだが、

3年目までは土づくり

らしい。

出来ることなら3年かけて、不耕起栽培で野菜が収穫したいと思っていた。だから、一年ごとに変わる市民菜園じゃダメだった。

人生一度きりだから、すぐにやりたかった。畑は特に一年に一回しか結果か出ないから、長くやりたかった。

ちなみに畑は住み始める1年前から、通いながら始めていたので今2年が経過した。1年目よりは収量が増えたが、アブラナ科の作物が虫に食べられてしまった。

まだまだ改良の余地あり。今年も気合入れていくぞ!


3.東京に住んだから、自分が何を求めているのか分かった

結婚する前は、東京にも憧れがあって住めば都になると思っていた。

たしかに都だった。しかし、都過ぎた。
街は華やかなのに私の心は満たされなかった。
常に自然を求めていた。
あと、広い空。
もっと季節の移ろいを感じたいとも思った。

結婚したときの自分を責めたくもなったが、東京に住んでみたから、この気持ちに気がついた。

住んでいなかったら分からなかった
住んでみたから分かった

遠回りしたけど、自分の気持ちには素直になろうと思えるようになった。

結局自分の気持ちには逆らえない。


4.東京には3年も住んだ

私が東京に住んだ3年を日数にすると1095日。

例えば、旦那さんがこれから長野に1年に10回来るとして1095日過ごすまでにかかる年数は109年くらい。

結構すごい日数だと思う。

知らない場所で友達も少ないのに、早く馴染めるように頑張った。出来ることはしたと思う。自分を褒めよう。


5.人が、好きな場所は人それぞれ

これは、結婚して痛感した。
もともと東京に住んでいる旦那さんは、東京が好きだ。特に秋葉原には電気部品を買いによく行く。

私も秋葉原について行ったことがあるが、電気に興味のない私は全然面白くなかった。がちゃがちゃしていて落ち着かないなーと思った。

逆に旦那さんを自然がキレイなところに連れて行っても「暑い」とか「寒い」とか言ってすぐに車に戻りたがる。

結婚は異文化交流だ。おかげで、色んな人がいてそれぞれ好きな場所があるのだと実感した。

私達は、同じ場所で共感することは出来ないけど、それを面白がって異文化交流をしていこうと思う。

※ ※ ※ ※ ※ 


また、罪悪感が湧きそうになったら、この5つを思い出そう。

そして、自由に生きて良いんだと言い聞かせよう。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?