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2021年上半期、頑固だった私に気づいた

2021年も下半期に入りましたね。あっという間に過ぎてしまった、上半期(息子の卒業入学があったことも大きいです)。「この半年で何か変化があったかな?」と、自分なりに振り返ってみました。

食わず嫌いすぎた自分

「これって、どうよ?」「なんか、あんまり好きになれないかも・・・」と毛嫌いしていたもの、避けていたものを取り入れてみるようになったことが、大きいかもしれません。そして、取り入れてみると「案外悪くないじゃん」と、思う始末。今まで避けていた時間が、なんだかもったいない気がしています。

まず一例あげるとしたら、甘酒。子供の時に酒麴のものを出されて、匂いのキツさに辟易し、何十年も避けていました。先日米麴のものを飲んでみたら、「あら美味しい」。味覚が変わったのか、米麴の甘酒だったからか、すごく口に合いました。それ以来「ちょっと疲れているな」という時は、甘酒を口にするようにしています。

頑固すぎた自分

それから、以前は「今話題の一冊!」とか「話題のYouTube動画」というのが嫌いでした。

「本当に面白いの?」「時間の無駄じゃない?」

と目の前の情報に、素直に興味が持てなかったのです。周囲の人に「あの本、面白かったよ」「あの動画見た?最高だよ。」と言われても、「そうなんだ、へえ。時間があったら読んでみるね(見てみるね)」と答えるだけで、実際は行動していませんでした。今振り返ると、頑固すぎだよ、わたし(笑)。

そんな食わず嫌いで頑固だったわたしが何がきっかけで、毛嫌いしていたもの、避けていたものを取り入れてみるようになったかというと、YouTubeに出てくる「お勧め動画をとりあえず全部視聴すること」だったのです。

些細なきっかけで視野が広がってきた

ある日「この人の動画って面白いの?」とずっと思っていた、YouTuberの動画がお勧めに出てきたのです。案の定、「え?この人の動画?」と思ったけれど、「暇だし、まあいいか」と思い視聴してみることに。

「結構面白いじゃん」(すごい上から目線 笑)

そして別のお勧め動画も視聴。

「ためになるじゃん」(また、上から目線 苦笑)

そんなことを繰り返し体験してきて、今まで毛嫌いしてきてもったいないと気づいてきたのです。そして、ずっと隠してきた気持ちにも気づきました。

心の奥底では、Bitter Personだった自分

英語では味覚に対してだけでなく、人に対しても'Bitter'を使うことがあります。過去の経験に対してまだ怒りが収まっていない、相手(もしくは自分)を許していない故に、他人に批判的な態度を取る人のことを指します。

明るく元気にふるまっていたけど、この数年間は癒えていなかった心の傷があったこと、そしてその傷を隠していてきた分、心の奥底では偏屈だったんだ、実はbitter personだった自分に気づけたのです。

noteには、ポジティブな感じで「失敗しても大丈夫」なんて書いてきたけど、「積み重なっていた過去の傷が癒されていないから、なんだか空回りだったな」と思っています。

今は素直に「頑固で空回りしていた自分に気づけて良かった」、そう思っています。

2021年、下半期はまだ始まったばかり。一つ年齢を重ねる前に、弱い自分、ヘタレな自分をもっと受け入れてみよう。そして強がらずに自分らしい文章を書いていこう、そう思っています。









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