リモートワークを成功させるための取り組み2023年〜
以前2020年(3年前)「リモートワークで失敗しない環境づくり」という記事を書きました。それから弊社でもいろいろ取り組みが変わったり方針が変わったことがありましたので更新させていただきます。
以前の記事
失敗しないような取り組みとして書いていましたが3年間、リモートワークのみで会社が成り立っている現状から成功せるというタイトルに変更をしました。
まずは結論
リモートワークを成功させるには「意思疎通の円滑化」「モチベーション」がカギになってくると思っています。
意思疎通の円滑化
①事前にスタンスやメンションルールを理解してもらう
②適切なツールの導入と情報の集約化
③コミュニケーションの促進のための情報の透明化、話題作りをする
モチベーション
④フレキシブルな働き方の実現
⑤権限移譲を行い自分ごと化を促進する
⑥たまに会う
前回からの結論の差分
前回の結論
1: 情報を透明にしよう2: 緊張感を持たせよう
3: 責任感を持たせよう4: モチベーション維持しよう
前回の結論はそのまま維持しつついろいろ増えていると感じます
前提条件
弊社は完全リモートワーク制
弊社メンバーは、シンガポール/福岡/東京/神奈川/京都
などいろいろなところで活躍してもらっています。
物理オフィスには敵わない
完全リモートワークにも限界はあると思っています。
それでもメンバーの結束と各拠点にメンバーがいることを逆に利点として会社の成長を狙っていけないかと模索しています
①事前にスタンスやメンションルールを理解してもらう
スタンス: 方針が変わることに寛容である
会社の方針「ものづくりの方針なんてすぐ変わるもの」
ものが少しでき始めて気づく仕様バグ、使用感、などあるはず、最初から完璧な設計なんてできません。人間だもの。
考慮漏れはどんな完璧な人間でも必ずあります
大事なのは気づいたときに軌道修正がすぐに行えるかどうか
家族、恋人は大事
会社内のイベントであれば家族、恋人のイベントを優先させてok
メンションルール「深夜でもメンションしまくる」
「プルリクやレビューはできるだけ速攻で返す」みたいなルールをしているところもあるかと思いますが、時差があるプロジェクトや、副業でお手伝いしていただいている方などもおり、なかなかとそうはいきません。また相手を思って「深夜に申し訳ございません」とか申し訳なくメンションを濁すみたいなことがあるかもしれません。
「メンションルールの統一と認識合わせています!」
「相手が深夜だからメンションしない」
のではなく
\\\\「自分が深夜の場合はおやすみモードなどを活用する(メンションされてほしくないときは切る)」+「メンションは気づいたら速攻で返す」 ////
という運用をしています
②適切なツールの導入と情報の集約化
適切なツールを使っていくことで、円滑に業務を進めることができるようになります。
ビデオ会議、チャットツール、プロジェクト管理、ファイル共有などのツールなどはとても大事です。
no plan株式会社の例
ビデオ会議
社内メインはHuddle or Google Meet
社外はGoogle Meet
クライアントさんによって、Teams, Zoom
社内飲み会
Gather, Discord
チャットツール
基本的にはSlack
社外の方もSlack Connect推奨
クライアントによってはTeams, Facebook Messenger
プロジェクト管理
基本的には「Jira」「Notion」「Github Projects」
ファイル共有
Google Workspace
情報の集約化について
メールは基本的にはすべてAppでSlackに通知しています。
ドキュメントなどはNotion
お問い合わせフォームからの通知もSlack
なるべく情報を集約して瞬時にアサインと会話と対応策ができるようにしています。
③コミュニケーションの促進のための情報の透明化、話題作りをする
週1定例会の実施
これは他の会社さんでも行っていると思いますが、週1回はGoogleMeetでオンライン定例会を実施しています。内容としては
チェックイン(アイスブレイク)、もやってること
全プロジェクトの状況の共有
会社の財政状況も全部公開しています
LT、知見共有、社内方針投票
まずは情報の透明化として、すべてのプロジェクトと財政状況を可視化して状況を公開しています
こんな感じで、直接民主主義制度を取り入れていきたいと考えており社内での投票制度を最近始めました。
週1よもやま会マッチング
これは15分程度みんなが適当にランダムでマッチングするので話す会を行なっています!!
④フレキシブルな働き方の実現する
弊社では、出勤時間やコアタイムなどは存在しません。
①の定例会1hだけmustになってます。
とにかくモチベーションが大切
やりたいときにがっとやって、やりたくない時はやらない
これが最高のパフォーマンスにつながると思っています
働き方はそのモチベーション戦略の1つです
⑤権限移譲を行い自分ごと化を促進する
①で情報を透明化していると誰しも「あれ?これってもっとこうできるでのは?」というのがでてきます。
どんな些細なことでも誰でも正義を持った仮説をもっていています。
「本当はこうした方がもっとうまくいくんじゃないか」
「この製品、こうした方が美しいと思いうけどなぁ」
「という現場の声を信じて試していける環境が、モチベーション向上の2つ目の戦略です」(世界で悪いことをしようなんて思っているような人は採用していません)
どうしたら良くなるか、どうしたらもっと便利になるかを考えた1つの仮説だと思います。それをすぐに大事にして実行いきましょう。
⑥たまに会う
ずっとリモートはしんどいのでたまには会いましょう。
みんなが散らばっているので現地集合にすると旅行感もあるし夜な夜な熱く語り合うこともしています
まとめ
リモートワークを成功させるには「意思疎通の円滑化」「モチベーション」がカギ。
情報を透明化していると、自分ごと化を推し進めることができモチベーションを持ってもらいリモートワークが成立していくと考えています。
no plan株式会社について
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