大リーグボール養成ギプス
20251025
うちの娘はおもろい。
ボケにはツッコミを、オチのない話はしない、という関西人なら普通に受ける教育を施しただけなのだが、娘はとにかく「間」がいい。
ふっと場を緩ませることに長けている。
緩急の笑い。これが非常に上手い。
緊張状態に笑かしを挟んでくるのはリズム感が必要だし、何より火に油を注ぐかもしれない場面で勝負に出る胆力がある。
常々すごいなと思っていたのだが、それは我が家の信条によって日々鍛えられたものだった。
「どんなに怒っていても、笑ったら負け」
このルールを徹底することにより、娘は説教と小言をサバイバルするために、笑いのセンスを磨いてきたのだ。
笑いも日々の鍛錬による。