
破廉恥なバレンタイン
辞書をひきバレンタインが破廉恥の隣にあると気づいている日 (枡野浩一)
バレンタインの思い出を振り返ると自然とぼくの闇がよみがえる。
みなさんバレンタインはもらったことがありますか。
ぼくもありはするんですが…ちょいと闇が深くってあえて今回は文章として綴ることで昇華しようと考えています。
たぶん物心ついて初めてもらったのは、Kさん。
小学4年生のとき。
ぼくもさすがに異性を意識し出したころで、バレンタイン当日すごくドキドキしたように思う。
Kさんからチョコをうけとった…まではよかったんですけど、たべるのがもったいなくて。
大切なものポーチにしっかり保管したことを覚えていて、言うなれば、ぼくはいまだに食べずに彼女のチョコを持っている。こわー。
ほら、ちょっと引いたでしょ。
だから、バレンタインのことを書きかくなかったんだって。
もうすこし進んで大学生のころでも振り返ろうか。
初めて付き合った彼女からバレンタインの日に手編みの手ぶくろをもらった。
結局、彼女とは別れてしまったんだけど、いまだに彼女が編んでくれた手ぶくろはどこかにあると思う。ぐぬぬぬ。
ここまで読まれた方はお気づきかと思うのですが、思い出って捨てられないのです。
捨てたら相手にもわるいなって感じてしまって、やり場がなくって、手元にある。
でもさ、この気持ちわかるひといると思うんですよ。
だから、すこしでも共感したひとはいいねしてください。
よろしくお願いいたします。