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自分で作る飯を何とか食べるには

私だけではないと思っているのですが、自分で作るご飯、、なんであんなに美味しくないのか。

実家暮らし30年をこえるベテランスネかじり虫だったので、外食と母の食事が全てで自ら調理をするのは結婚をするまで数える程度しかありませんでした。

まぁ大抵のものはネットでレシピが調べられるし、動画も見る事ができる。写真で完成予想を見られる。お、これなんか美味しそうでないの。と思い料理をし、味見をし、足してみたり更に煮込んで見たりこねくり回してみて、なんとか及第点を見つけ食卓に並べ食べます。

、、いやもう食卓に出た時点でさほど欲しくありません。味見したし。あと途中で切って捨てるのは惜しいと思った野菜の切れ端とか皮とか食べたし。なんなら煮込む間に暇でアイス食べたし。

自分の料理が美味しくない原因は、完成までにいやって程見つめている事、何度も味見している事、それでも合格点の味にはなっていない気がすること、途中間食していること。などが考えられます。って己のせいではないか。

どうにかもう少し気分良く食べられないかと熟考し、最近以下の点に気をつけて料理をしています。

その1、自分で調味料を沢山混ぜ合わせない

味見が増えるし何を足したら良いか迷子になる為。めんつゆ、だし醤油、焼肉のたれ、ハーブソルト等を駆使し一発で味が決まりやすいものを使うようにしています。結果味が予想しやすく、他に何を足すとイメージした味に近づきやすいか検討がつきやすいのです。

その2、なるべくこねくり回さない

我が家のIHはとんでもなく高温になりづらいので、フライパンを振れば振るほどひっくり返せば返すほど熱が通りにくいです。最初はシェフになりきりドヤ顔でフライパンを頻回にふったり箸で混ぜまくっていましたがこれがなんともベチャベチャの原因に。なるべく触らないように気をつけてます。

その3、食べたいものしか作らない

とにかくその日ちょっとでもときめくものを作ります。見た目の良さや、ヘルシーさで選んでいた時期もありましたが、結局私が好きなのは茶色いもの。揚げ物。油様様。これ食べるなら間食はよそうと思えるヘビーなものを連日だろうとなんだろうと食べたいと思えば作ってしまいます。その代わり副菜は野菜で固めます。副菜と言っても切っただけ、出しただけ。私は油食いのローフード支持者。馬鹿な事を言っているとローフードに真摯に向き合っている方に失礼です、すいません。

以上を意識してから以前よりはマシな気分で自分の作った料理を食べるようになりました。

でも1番美味しいのはもちろん他人の作ったご飯です。自分で料理するようになってからは有難みもひしひしと感じます。

テイクアウト、お取り寄せ、外食、等を時々挟みながら買った野菜を腐らせないよう今後も料理に勤しみます。


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