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「現代吃音事情」自分調べですが、現代の吃音事情を紹介します。

世の中には吃音で苦しんでいる人が、多数いらっしゃいます。

最近Xで吃音を調べていると現代の吃音事情を少しずつ分かってきました。

自分調べですが、吃音事情はほぼ整理は出来ていると思いますので、吃音で苦しんでいる人の参考になればと思います。

現代の吃音事情は、大まかに4つに分けることが出来ます。


①本人に合った治療方法を見つけてほぼ治っている→極少数

極少数派ですが、一部の方は本人に合った治療方法を見つけて治っているようです。

おそらく吃音で苦しんでいる多くの方は、これを目指していると思います。

吃音は、喉の問題なのか?呼吸の問題なのか?専門の先生は試行錯誤をしているのだと思いますが、なかなかいい治療法方はないようです。

また、これは偏見かもしれませんが、どうしても少数派なのでその治療が上手くいったとしても、うさん臭い感じがしてしょうがないです。

でも可能性としては、何年後かにいい治療法が見つかることもあるので「昔は、吃音の人はすごく苦しんでいました」と昔話になるといいのかもしれません。

②吃音と共存すると覚悟を決めて、ほぼ治っている→極少数

今、吃音界隈でホットな話題としてはは、「吃音は治す方がいいか?共存する方がいいか?」ではないかと思います。

吃音を治したいという強い気持ちは、理解できるのですが、治したいと吃音に意識が向いている時はどうあがいても治らないので、「吃音と共存する」がいいのではないかと思います。

結果的に吃音と共存を決めて治っている人も多いようです。

私の肌感覚ですが、「自力で何とか治した」「大人になって治った」という人は、分類するとこの中に入ります。

(先日、voicyで梅津円さんの話を聞きました。梅津さんは、元NPO法人どーもわーくスタッフで、現在吃音症改善プログラムをVRで実現し、吃音改善に取り組んでいる方です。

その梅津さんの吃音克服方法などとても参考になる例だと思います。

③吃音と共存を決めて、治らないまま生きている→少数

本人が本来希望する状況ではないですが、吃音は治そうとしても治らないので、吃音と共存することを決めて治らないまま生きている人もいます。

吃音出るといやだな、でも仕方ないな、取り敢えず頑張ります、と言う人達。

吃音で苦しんでいる人は、吃音から逃げて日常生活がまともに出来ない人も相当数いらっしゃるように感じます。

そのような人と比べて、治らないままでも前向きに生きている人のツイートを見ると見ている方も元気をもらえます。

この場合、周りからの意見は「気にしなくてもいいよ」「個性と思えばいいんじゃない」という言葉が多いので、問題は本人の考え方だけです。

死ぬほど苦しい吃音状態から脱したいのであれば、治る治らないは横に置いて「吃音と共存する」でいいのかもしれません。

(私は、日本で吃音のことを一番真剣に長く考えている人は、現在の日本吃音臨床研究会会長の伊藤氏ではないかと思います。伊藤さんの吃音に対する考え方が、「吃音と共存」です。)

Xでは、自分の吃音を前開示して「自分の吃音は何とも思っていません」と開き直っている人もいます。素晴らしいことです。

素晴らしいことなのですが、本当に自分の吃音を何とも思っていなければ、わざわざ皆に知らせることもないと思います。

④吃音を治したいが、やり方が分からず毎日苦しんでいる→大多数

吃音で苦しんでいる人の多くの方が、このステージにいます。

何とか吃音の治し方を知りたいと自分ひとりで悩み、いつか見つかるかもしれない夢の治療法を待っている方です。

治療法がないので、吃音の仲間と知合いになりたいという意見も多いです。

知合いを見つけて「吃音の時、苦しいよね」と共感したいのだと思います。

ハッキリ言うと、吃音の素人どうしで共感しても改善はされません。

ひとりで悩んでいるより仲間を見つけた方が、はるかにいいので否定する訳ではありません。

⑤現代吃音事情まとめ

相変わらず「吃音は治らないから受入れよう」という考え方と「吃音を絶対治そう」という考え方があると言われています。

個人的には、「吃音を治すためには、まずは吃る自分を受け入れよう」です。

完全に吃音を受け入れて、毎日自分の正しい欲望に前向きに生活することで、自分の吃音から意識が離れていって、結果的に吃音が出なくなっているのだと思います。

その考え方が賢明な道と考えます。

私の症状は、ラッキーにも森田療法と出会い勉強することによって②の状況です。吃音で苦しんでいる人の治るきっかけになれば幸いだと思います。

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