【イベントレポート】第2回ワークショップ~裏側編~オンライン時代における「魅力」の見え方・伝え方~就職・採用活動編~
先日の2020年8月6日、私たちmatsu-lab(関西大学社会学部・松下ゼミ)が株式会社オカムラさんが運営する bee『WORK MILL』プロジェクトとコラボさせていただき、2回目のワークショップを開催しました。
学生から社会人の方々まで参加していただいた皆様、そしてご協力いただいたオカムラbeeの皆様、本当にありがとうございました!
今回のワークショップのテーマは
オンライン時代における「魅力」の見え方・伝え方~就職・採用活動編~
本稿は開催に至るまでの準備の裏側と、参加者の方々とゼミ生の感想を紹介していきます!
本ワークショップの内容やB×B×Bコンセプトについてはマガジン内の別記事で紹介しています。
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〇ワークショップ準備の裏側Q&A
・準備にあたってのリーダーは?どうやって準備を進めている?
リーダー(ゼミ長)は置いていません。なぜなら、私たちゼミの目標でもある シェアドリーダーシップ力 を高めるためです。
そのためワークショップの準備の際には、運営/告知/記録の3つに分け、自分の希望するグループに所属し、個々がリーダーシップを発揮しながら準備を進めています。この記事を書いているグループは記録にあたります!
・準備期間は?
おおよそ1か月です。1か月間ずっと動き続けるのではなく、グループごとにその期間に必要な準備をそれぞれに進めています。
・予行練習は?
今回は3回ほど行いました!(笑)オンラインだからこそ、当日の進行の確認はマストだと感じています。
・本番は緊張した?
1回目のワークショップではゼミ生は全員、とても緊張感があったように感じます。慣れないオンラインで初めてのワークショップ。そして、大半の参加者が社会人の方々だったので!
しかし2回目である今回は前回の反省点を活かして準備を進めたことから、適度な緊張感の中で「楽しむ余裕を持ちながら」参加できたのでは、と思います。
・大変だったことは?
準備の過程で大変だったことは、「全てがオンライン」であることです。
オンラインだからこそ効率的な部分もありますが、
場の雰囲気のつかみずらさや個人のレスポンスの時間差などによって、認識のズレや共有漏れなんかも目立ちました。
実はゼミ全体で対面で顔を合わせたことも一回しか無いんです(笑)
〇参加者からの感想
「実際に学生さんと一緒に採用企画を考えられたら、効果的なものになりそうだなと思いました。最後は他の話題ももっと話したいね~となるくらい、楽しませていただきました。ありがとうございました。」
「コロナ禍という特殊な状況下での「学生の就職活動」と「企業の採用活動」について、両側面からお話を伺うことができたのは大変印象深いものとなりました。これからの就職・採用活動のスタンダードとなる在り方については、まだまだ議論が必要であると感じました。加えて、就職活動に於いて対面から遠隔の過渡期を経験した自己の経験を、どこかで活かせたらなとも感じました。」
「自らの問いからアイデアをブレストして、次につながるデザインはとても面白かったです。学生の皆さんにとって、社会人の集まる会での運営/ファシリテーションは学び深かったかと思います。」
たくさんの貴重なご意見ありがとうございました。
皆様から頂いたご意見をこれからのゼミ活動、ワークショップを運営していくなかで参考にさせていただき、次に繋げていきたいと思います!
〇ゼミ生からの感想
【運営担当 山岸さん】**
Q.今回のワークショップ運営において、難しかったことは何でしたか?
A. ワークショップのコンセプトも考える企画の段階から携わらせてもらう中で、具体的な中身だけでなく、大枠の番組作り的なところを作るのは、今後のことも考えるという点で苦戦しました。
Q.1回目のワークショップでも運営を担当されていましたが、前回と比べて感じたことはありましたか?
A. 前回は運営の中でも、当日裏方でサポートする側でしたが、今回は司会や当日のSessionにも参加者として参加したので、新鮮でした。
ワークショップの内容としても前回よりもシンプルにわかりやすく要点を絞りながらでき、運営としてしっかり前回の反省点を活かせたワークショップだったと思います。
Q.トークショーの司会も担当されていましたが、トークショーに参加された感想を教えてください。
A. トークショーでは、事前にどんな点について触れたいという要点を絞った上で臨みましたが、学生では考えつかなかった社会人の方ならではの意見を頂戴することができ学びになりました。
正直、大量の汗をかくほど緊張して、学生が聞きたいことを聞き出せたのかは不安でした。ですが、「私ってぶっつけ本番という状況でも喋れるんだ」と少し自信になりました。また、これから対応力を鍛えていきたいと思いました。
【告知担当 正路さん】
Q.告知を担当して楽しかったことや大変だったことはありますか?
A. 告知はこれといった形がないので自分達でどんなふうにワークショップの告知をしていくかと考えるのが楽しかったです!
ラジオ制作やインスタの更新をするにあたって動画、画像の編集をしなければならないのですが、普段編集等に疎い私にとってはとても苦戦するものでした。
Q.実際にワークショップにゼミ生として参加した感想を聞かせてください
A.私は就活とは「自分をいかに良く見せるか」なのではと考えていたのですが、企業側が求めてるのは「素直」だと知り、考え方が変わりました。
あと、グループディスカッションの際に私は初めてファシリテーターの位置を担当させていただきましたが、場を進行させていくのがとても難しくグループの皆さんに助けてもらいながらといった形で、多くの反省点が見つかりました。
このワークショップはこれからインターンや本格的に就活を始める私にとって、有意義なものでした。
〇まとめ
今回のワークショップでは学生の方の就活に対する意見や、社会人の方の考えを交換できる場となりました。
私たち学生も普段では社会人の方と実際にお話しする機会がなかなか無いので、とても貴重なお話を伺うことができました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
今後もより良いワークショップを作るように活動していきます!
執筆
児玉彩名
山下暖乃
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