もし、ロシアによりウクライナの原子力施設が崩壊、爆発した場合の仮定?・・・(人質に取られた場合の危険性も含む)

個人的な意見が含まれます また仮定の御話です

ロシアによってウクライナの原子力施設が爆発、崩壊した場合の仮定(
そんな話をしたので)周辺地の爆発、影響などもありますが 他にも
・死の灰 (広島、長崎 ビキニ島の場合)
・核の冬(実例・火山の冬と呼ばれる大規模な被害現象) 
 それらについて  ※参考文献?からの引用

①「核の冬」【仮定 規模、場合による】 「地球規模同時火災による寒冷化現象」

核戦争は実際に発生していないが、考古学・地質学による地球各地の化石・地質調査や生物学による人類や他の動植物のDNA解析によって、過去において大規模な火山噴火に伴う「火山の冬」が何度も発生している事が確認されている。

例えば、トバ・カタストロフ理論によれば、7万-7万5000年前にインドネシアのスマトラ島にあるトバ火山が大噴火を起こして気候の寒冷化を引き起こし、当時の人類の人口が1万人にまで減少したとされる。

また有史以降、1816年の「夏のない年」として知られる事例では、1815年にインドネシア中南部、スンバワ島に位置するタンボラ山で発生した過去1600年間で最大規模の噴火の影響でヨーロッパやアジア(中国、日本)に影響

②死の灰

原子核分裂によって生ずる放射性の核分裂生成物(核分裂片とその壊変生成物)の俗称。
広島、長崎でも死の灰は降っている

1954年3月、アメリカ政府が中部太平洋上のビキニ環礁で水爆実験を行った際、大気中に放出された放射性核分裂生成物などが爆発で粉々になったサンゴ礁の微小粒子に付着し、
爆発地点周辺の海域に降り注いだ。
爆発地点から百数十キロメートル離れたロンゲラップ環礁や近くで操業していた日本のマグロ延縄(はえなわ)漁船第五福竜丸の甲板などに強放射性の白い灰状粒子が降下・沈着し、その付近の島民と漁民に急性放射線障害を引き起こした。

こうした経緯から当初、核爆発によって大気中に放出された後に地表などに降下・沈着した放射性降下物(フォールアウトfallout)を死の灰とよんだ

 放射性降下物は通常、3種類に分類される。一つ目は局地的フォールアウト(または初期フォールアウト)で、核爆発地点の周囲数百キロメートルの範囲に1日以内に降下するものをいう。ロンゲラップ環礁や第五福竜丸に降り注いだ死の灰や、
広島・長崎で観測された放射性核分裂生成物などを含む黒い雨などがその実例である。
二つ目は対流圏フォールアウトで、対流圏とよばれる地上14~15キロメートルまでの高さに運ばれたより小さな放射性微小粒子が、気流や風によって爆発地点から数百~数千キロメートルの範囲に数日~数十日にわたって降下するものをいう。三つ目は成層圏フォールアウトで、核爆発直後の上昇気流によってさらに高い成層圏にまで運ばれた非常に小さな放射性微小粒子が、地球的規模で北半球(または南半球)をぐるぐる回り、長期間にわたってすこしずつ降下するものをいう。成層圏フォールアウトは全地球的フォールアウト(グローバル・フォールアウト)とよばれることもある。フォールアウトによる人体の放射線影響を考える場合、局地的フォールアウトではおもに短半減期、対流圏フォールアウトではおもに中半減期、成層圏フォールアウトではおもに長半減期の放射性核分裂生成物などが被曝(ひばく)源として重要な放射性核種となる。短半減期のフォールアウトではストロンチウム91(半減期9.63時間)、ジルコニウム97(同16.9時間)、ヨウ素133(同20.8時間)など、中半減期のフォールアウトではヨウ素131(同8.02日)、バリウム140(同12.75日)、ストロンチウム89(同50.5日)など、長半減期のフォールアウトではストロンチウム90(同28.8年)、セシウム137(同30.2年)などが重要である。 

※ウイズぺギア、コトバンクからの引用

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?