山の中の植物
近くの山に入り
ササと柿の葉を少し
とってきました。
ほとんど人が入ることがない
場所が近くにあります。
深くはいりませんが、
空気が澄んでいて、
普段聞き慣れない虫の鳴き声も
聞こえてきます。
人があまり入らないところの植物は、
大半がよく育っています。
びっくりするくらい、大きなシダ類、
ササの葉も、誰にも刈られないからなのか、大きい。
さらに、家の近辺や畑周辺の野草とは
違って、季節感が遅れているもの
すらあります。
たとえば、
日陰が多いのか、柿の葉は、
まだ八月終盤であるのに、
柔らかい状態です。
ドクダミも花が
咲いているものもありました。
およそ、1ヶ月くらい、成長が
遅れています。
本来であれば、
七月下旬頃までに柿の葉は取って
おきたいところでしたが、
まだ間に合いそうです。
というのも、柿の葉は時期を過ぎると、
葉の色が濃くなり、
硬くなります。
お茶にしても苦味がでるからです。
(個人的には濃いのも好きなのですが。)
今回、先日保護したクワガタを
山に返すついでに少し山に入りました。
極力人が入らない場所の
野草を使うと良い気がしてきます。
何よりも静かで、音や空気はきれいです。
家の近辺の野草が決して
悪いわけではないのですが、
少し人里から離れれば、
野草も何か違う。
とてもきれいに見えました。
あまり奥に入ると、
野生動物の聖地になるので、
切り上げました。
また、秋の柿が実るころや、
春先のシーズン等は避けなければなりません。
かなり警戒心が強いようですが、
ツキノワグマがいます。
襲ってくることはないと思いますが、
野性のテンもいます。
(家の干し柿を食べに来たテンを
以前、間近で見ました。
1メートル級で大きく、
怪物そのものでした。)
私有地は入らず、
また深入りせず、季節は守る。
他にも注意することはありますが、
要は、邪魔しない、
自然の流れを乱さない、
といったポイントを抑えるように
すれば、大丈夫かと。
植物があり、
きれいな空気も吸えて、
いい気分転換になりました。