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音読 『感受体のおどり』 第34番

 第34番を音読します。

 店びらきか,おもての街ではふうせんをくばっていた. (以下は略)

単行本『感受体のおどり』042ページより

第34番: 風景(子ども・私・風船)

配られていた風船、
それを与えた子ども、
少しして聞こえてきた子どもの親の声と、
それを借り部屋の中で聞いた「私」。

以上の四点が配置されているのは、
くすんだ色の路地裏です。

みょうになっとくのいく怒りにもおもえた.

本文より


 難しい漢字は特になし。単行本では全部で14行の第34番です。



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