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音読 『感受体のおどり』 第4番

第4番を音読します。

外は小雪になっていて (以下は略)

『感受体のおどり』008ページより

第4番: おどり・中期(月白つきしろ熟先うれさき渡先わたりさき曇先くもりさき・私)

 風変わりな名前の登場人物が、続々と出てきます。名前には全ページ、ルビが振られています。
同級生:毬犬まりーぬ針犬はりーぬ嵐犬あらしーぬ
踊りの先輩たち:熟先うれさき渡先わたりさき曇先くもりさき など
 登場人物の名前については、黒田さんは昔からかなりこだわりがあると、インタビューでお話ししています。
 そのこだわりは、私には全部わかるはずもありませんが、先輩には「先」がついてるなーと思ったり、幼い頃の友だちの名に「犬」がついていると、犬ころが無邪気に遊んでいるかんじかな? というイメージが浮かんだりします。


わなが私を吸いよせていた

本文より

 冬至が近いある夕暮れの表面的な成り行き〜
     それを外から観ているような私の内面〜
         気づくまいとしてきた「ある感情」のビッグバン!

「わな」とは?

  第4番は2ページ近くあり、長めなので、間違わずに音読するのはかなり難しいです。言い回しになじみがなくて、棒読みになりがちな部分もあります。でも、内容がわかると、感情が入って読んでしまいます。


第4番、試し読みできます。参考にしたインタビューも以下のサイトより。


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