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柴田聡子ばっかり聴いてる
ここ1~2ヶ月くらい、シンガーソングライターの柴田聡子さんの曲ばかり聴いている。こんなに一つのアーティストしか聴かなくなる時期があるのは初めてかもしれない。
最初に聴いた曲は「忘れたい」だった。
Spotifyで挫・人間の「天使と人工衛星」を聴いていたら、その次に自動再生で流れてきた。好みにピッタリのメロディや曲調や歌声、その時の気分にピッタリの歌詞で、Spotifyのアルゴリズムも悔しい
神聖かまってちゃん「ゆーれいみマン」のカタルシス
神聖かまってちゃんのベストアルバム『聖なる交差点』発売をきっかけに、かまってちゃんの好きな曲について、特に歌詞についていろいろ考えている。
今回のベストには入っていないけど、僕にとって特別な1曲が「ゆーれいみマン」だ。
神聖かまってちゃんに興味を持って間もない頃、この曲を聴いて衝撃を受けた。
居場所の無い教室で自殺願望を抱く少年が、それがなんの成果も生まないことを知りつつ、結局は自殺し
フリッパーズ・ギターと小沢健二とコーネリアス と僕 その①
自分なりのフリッパーズ・ギター/小沢健二/コーネリアス論を一度書いてみようと思う。
僕が小沢健二の楽曲と遭遇したのは、大槻ケンヂがソロアルバム『I STAND HERE FOR YOU』でカバーした「天使たちのシーン」を聴いたのが最初だった。
大槻ケンヂの表現は全て好きで、カバーに選ぶ曲もだいたい好きだった。『~FOR YOU』の一つ前のソロアルバム『ONLY YOU』でカバーしていた、
フリッパーズ・ギターと小沢健二とコーネリアス と僕 その②
コーネリアス/小山田圭吾の魅力を書くのは、僕にとって小沢健二より難しい。不遜な物言いになってしまったり、観念的な表現が多くなってしまう気がする。
フリッパーズ・ギターを聴き始めたとき、メインボーカルの声が誰なのかよく知らなかった。後の活動をなんとなく知っていたので、小沢健二は歌う人、小山田圭吾はあんまり歌わない人というイメージがあり、なおかつ二人の声がよく似ているので、フリッパーズのボーカル
Cornelius&坂本慎太郎ライブの思い出
2023年8月17日、Corneliusと坂本慎太郎の対バンライブに行った。
両者ともほぼ全作品聴いている大好きなミュージシャンというだけでなく、坂本慎太郎作詞×小山田圭吾作曲というコラボワークで作られた楽曲群もまとめてプレイリスト(下のリンク)にして日常的に聴いているくらいこの組合わせ自体が好きなので、発表されたときは自分が行けるかどうかに関係なく胸が躍った。
発表時点で倍率のかなり高