マガジンのカバー画像

映画

25
映画感想集
運営しているクリエイター

記事一覧

映画感想『化け猫あんずちゃん』 みっともなくしたたかに存在すること

2024年7月24日、映画館にて鑑賞。  すごく良かった!!  あんずちゃんがめちゃくちゃ愛ら…

のーのー
3か月前
3

映画感想「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」

2024年4月11日 ユナイテッド・シネマとしまえんにて鑑賞。 ※内容のネタバレを含みます。  …

のーのー
7か月前
8

『のび太の南極カチコチ大冒険』(2017)と反・“子供っぽさ”のゆくえ【映画ドラえもん…

2017年公開『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』 2024年2月14日 AmazonPrimeVideo…

のーのー
9か月前
9

『新・のび太の日本誕生』(2016年)と0点の答案が紡ぐ歴史【映画ドラえもん感想】

2016年公開『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』 2024年2月5日 AmazonPrimeVideoにて鑑…

のーのー
9か月前
6

『のび太の宇宙英雄記』(2015年)とアロンの孤独 【映画ドラえもん感想】

2015年公開『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』 2024年2月1日 Amaz…

のーのー
9か月前
6

『新・のび太の大魔境』(2014年)と、結果を先取りする約束【映画ドラえもん感想シリー…

2014年公開『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~』 2024年1月16日 Amazon…

のーのー
10か月前
11

『のび太のひみつ道具博物館』(2013)とドラえもんがひみつ道具でない理由【映画ドラえもん感想】

2013年公開『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』 2024年1月13日 AmazonPrimeVideoにて鑑賞。  全編が能天気な調子で進み、とにかく多幸感に溢れたエンタメ全振りの作品で、シリーズの他作品と一線を画している。未来が舞台ということもあり、テレビの誕生日1時間スペシャルに雰囲気が近い。  絶対的な敵役がいないのも異例で、最終的にゲストキャラ全員に好印象を持って終われる作りになってるところも多幸感を高めている。  特に、ペプラー、クルト

映画感想『ドラえもん のび太と奇跡の島〜アニマルアドベンチャー~』(2012年)

2024年1月10日 AmazonPrime Videoにて鑑賞。  ここまでの個人的ワースト作品『人魚大海戦』…

のーのー
10か月前
9

映画感想『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 はばたけ天使たち』(2011年)

2024年1月6日 AmazonPrime Videoにて鑑賞  前作『人魚大海戦』があまりにもあんまりな作品だ…

のーのー
10か月前
6

映画感想『ドラえもん のび太の人魚大海戦』(2010年)

2023年12月24日 AmazonPrime Videoで鑑賞  子供の頃観た時もつまらなく感じたけど、今観ると…

のーのー
10か月前
3

映画感想『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』(2009年)

2023年12月22日 AmazonPrime Videoにて鑑賞  アニメとしては前3作からグッとおとなしい作り…

のーのー
10か月前
2

映画感想『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』(2007年)

2023年12月16日 Amazon Prime  Videoにて鑑賞。  リメイクものの中では一番改変の大きい作…

のーのー
10か月前
3

映画感想『ドラえもん のび太の恐竜2006』(2006年)

2023年4月23日 Amazon Prime Videoにて鑑賞。  小学1年生のとき生まれて初めて劇場で観た映…

のーのー
10か月前
2

映画感想『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』(2008年)

 歴代ドラえもん映画の中でも一番の異色作!  良く言えば意欲作・カルト映画、悪く言えば駄作・失敗作だけど、どちらにしろこんな映画はシリーズで他に存在しないし、今後も作られる事は無いだろう。文字通り空前絶後の、ある種ずば抜けた作品なのは間違いないと思う。  前作『新魔界大冒険』が論理的で情報量の詰め込まれた作品なのに対し、今作は真逆のアプローチだった。  どういうことかというと、物語を一つの本筋に収斂させたり、明解にわからせるような指向ではなく、極度に開かれた作品であること。