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発達あるある〜!14

発達あるある〜!14

一斉指導が入らない子ってけっこういると思う。
小さい子ほどそれは顕著かな。

いろいろ可能性はある。インナースペースで空想を楽しんでる子もいるし、『みなさん』という呼びかけの中に『僕の名前はみなさんじゃないから関係ない』って感じる子もいる。そもそも『みなさん』の中に自分という存在が含まれている可能性があると分からない子もいる。もちろん手遊びなんかに夢中になってて聞いてない子もいる(笑)

保護者さんも、先生方や保育士さん、幼稚園の先生も、聞いてないからって声は荒げる必要はないし、「なんで何時も聞いてないの!」なんて言う必要もないよ。

そういう時に言うのは、
「みんなの中には◯◯さんも含まれてるから、お話聞いてね。」
って何度となく声をかけることが必要なだけ。

こういう時こそCCQ。
Calm(カーム/穏やかに)
Close(クロース/近くで)
Quiet(クワイエット/静かに)

気を引くために近づいて、驚かせないで話を聞いてもらうために、静かに、穏やかに話しかける。

高学年になったらキャパシティも広がって、話は聞いてくれやすくなるから、尚更CCQがよく効くはず。

家庭でも、学校でも、声を荒げてしまうのは、大人が感情のコントロールが上手くいかないときじゃない?でもそうすると子どもが怖がって、肝心な内容は入っていかない。

「どうしても怒ってしまって…」って物凄く落ち込んで相談に来るお母さんもいるけど、すごく努力してるんだなって、変わろうとしてるんだなって分かるよ。だから凹んだ時には私みたいな人に愚痴言えばいいんだよ(笑)で、リスタート。

時間はかかるかもしれないけど、CCQは子どもが話の内容を理解して身につけるのに大事な対応方だと思うよ。

『発達障害』という言葉認知度は上がったと思いますが、実際の発達障害児の生活や家庭内の状況ってなかなか実感していただけないなぁと思い、書き始めました。 子育てに必要な勉強を続けていくために、「投げ銭」という形でご支援いただければ励みになります。 よろしくお願いします。