10月29日〜11月4日(4)

本日は『silent』です。久しぶりのリアルタイムでの視聴でした。

紬と湊斗の「別れ」が丁寧に描かれた今回。最初は別れる事実を受け入れきれていない紬でしたが…。今回もしんみり来ちゃうポイントが随所にありました。

11月3日 silent (5話)

・ビブスを洗濯する紬と湊斗。高校生の時、想からスピッツのアルバムを借りていた湊斗と紬。アルバムの歌詞カードに紬のメモ帳が。そのメモ帳を捨ててしまった湊斗。優しさの塊・湊斗が意外とそんなことしてたなんて…。
・「付き合い始めたのも今思えば、何か弱みにつけ込んだ感じあったし。紬もとりあえず優しくしてくれれば誰でもいいみたいなのあったと思うし。この3年間、紬と想が再会したらってずっと考えてたし。紬も考えてたと思うし。正直ずっと不安だった」自分は悪者だと言わんばかりに紬に嫌われようとしている湊斗。そんなこと急に言わないで…。
・湊斗の「別れよう」にずっと首を振る紬。無言で洗いたてのビブスを湊斗にバンバン叩く紬。帰り道、真子に慰められる紬。本当に紬は心から湊斗のことが好きだったんだな…。同棲間近だったのに急にこんなこと言われちゃって…。受け入れられないのも分かる。

・静かな朝。たまたまスピッツの「みなと」が流れ曲を止める紬。湊斗に電話します。置きっぱなしになっている荷物を取りにいくだけですが、まだ別れたという事実を受け止めきれておらず拗らせています。
・「別れた」と想に伝える湊斗。その件を古賀先生に相談する想。「自分も同じ女の子をもっと残酷にふってるじゃん。それなのに納得いかないなんて、佐倉、ダサいわ~」とキッパリ言われちゃいました。「2人が付き合っている間のこと佐倉には分からない」古賀先生の言ってることも一理ある。
・約束通り湊斗の家に向かう紬。湊斗、紬の顔を一切見ません。さらには紬呼びから青羽呼びに。湊斗の方から一方的に突き放していて、距離が一気に遠くなっています。辛い。ちょっと前まで想に「任せておけ」って言っていたばかりなのに。湊斗につられて紬も戸川くん呼びに。
・「無意識の湊斗くん」知らない間に手話教室で湊斗のことを話していたらしい紬。実は、ここの2人面識があるんですよ~と教えたくなっちゃう。春尾先生、「まるで青羽さんは自分のことそんなに好きじゃないみたいな言い方するから」って言っちゃいます。地雷踏んじゃいました。やっちゃいました。「普通に会話できるのに。伝わらない」自分はまだ別れたくないのに湊斗は別れたいの一点張り。本音を言い合えないままでもどかしい。こういうモヤモヤしちゃう時間が本当に辛い。別れるとしてもこのままでいいのか…。
・「恋愛中の可愛い紬」のプレゼンをする真子。話している間。ずっと難しい顔をする湊斗。想といる時の紬はキャッキャしててキラキラしていた。湊斗といる時は穏やかでポワポワ。真子の前で無意識にポロッと「湊斗に…」と呟いていた紬。「他人の私からしたらこの3年間の紬、ずっと幸せそうで嬉しかったけど」紬は自分といてもつまらないと思い込んでいた湊斗。この言葉で、湊斗の心境に少しでも変化があるといいな。

・LINEの返事が来なくて心配していた想。バイト先のタワレコまで来ました。「平和に円満に別れた」と嘘をつく紬。いや、あなたが一番納得してないから。円満って言っちゃダメです。
・顔を見て話がしたい想に対して「今から仕事だからLINEでいい」と紬。ちょっと前までは紬が一方的に「顔を見て話したい」って言っていましたが、立場が逆に。「今、佐倉くんの顔を見て話すの辛い」と断られちゃいます。でも諦めが悪い想。「明日、いつものカフェで待ってる」とLINEを送ります。ガンガン攻めてます。

・湊斗から電話が。「代わりに出て」と光に頼みますが、そんなことはさせまいとスピーカーをオンにして湊斗と会話できる状態に。「忘れ物があるから取りに来て」と伝える湊斗に対して「捨てていいよ」と返す紬。切るねと湊斗が言うとまだ話したいと会話を続ける紬。2人ともまだ未練があるのが見え見えです。
・「確かに面白くはない。全部いいねしか言わない。教え甲斐がない。好きなものパッとしないしわからない。「何でもいい。紬の好きなものがいい」としか言ってくれない。刺激的で楽しいみたいなの全くない。彼氏っていうか弟。緊張感がない。安心する。居心地よかった。ポワポワしてた。」前半は湊斗の悪口(仮)。前回、湊斗が想に言ってたこととほぼ同じでした。湊斗自身が思っていたこと紬もしっかりと感じていたようです。そこは3年付き合ってるから分かるか。からの後半は真子の言う「湊斗といる紬は穏やか」を表しているかのよう。「居心地が良い」って最大の褒め言葉。湊斗には女の子を安心させる力がある。それだけでも強い武器。私も湊斗みたいな人に会いたいな…。「何でもいい」としか返ってこないのは嫌だけど(笑)
・「戸川くんのこと好きだったよ。この3年間ずっと。1番好きだったよ。」あんなに駄々をこねていた紬。やっと決心がついたようです。ああ、これで本当にきれいさっぱり別れちゃうんだな…と気付かされます。
・「ちょっと話したかっただけ」距離感はあるのに気持ちは通じあっている。電話越しで顔が見えないのに2人ともちゃんと泣いている。お互いがお互いのこと大好きなのに…。
・「切るね」電話を切る史上、最大の切なさ。もうずっと会話してて。電話切っちゃダメです、私が許さない。
・目が覚めると互いに目が合っちゃう2人。まだまだ付き合いだした序盤の頃。まだお互いが名前呼びに慣れていなくて「頑張って呼ぶね」って言い合っているのが初々しさを感じさせます。別れ話の後のこのシーンはずるいです。演出が秀逸すぎる。前髪の寝癖を指摘された途端、例の百均のふわふわピンを留める紬。それを可愛いって褒める湊斗。それを思い出していた現在の紬。100均だけど付き合い出した頃を思い出させるもの。好きな人に「可愛いね」って言われたもの。これが失恋の品になるなんて。

・「想はポニーテールが好き」その翌日、想に会うためにポニーテールにしようとする紬。結局は髪をおろしますが。約束通り、いつものカフェで想と会います。
・「2人が別れたって聞いた時、再会しなきゃよかったと思った。でも、青羽とこうして手話で会話ができて、湊斗とサッカーができた。再会できて良かったって思ってる。8年分の思っていたこと、これからは全部言葉にしようと思っている。青羽が俺のこと見てくれるならちゃんと言葉にする。」予告で見た時は不穏な流れになっちゃうのかなと思っていましたが、それにはちゃんと続きがありました。想の気持ちが再会を経て良い方向に向かっていて良かったです。そしてこれは、新たな恋の始まり…?
・「何でもいい」からの「何でもよくない。ハンバーグ意外にして」最初は単に昨日ハンバーグだったからと思っていましたが、失恋の味だから?

p.s.
スピッツのアルバムの中に『フェイクファー』があって。白いポンポン=フェイクファー?とふと思いました。と同時に初回で紬がアルバイト中に聴いていた「楓」も『フェイクファー』に収録されていて、アルバム自体がアップで映っていたことを思い出しました。ちょっとした仕掛けがこんな形で連鎖していて凄いな…と。

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