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「もう、やりたくない、いや」って思う時の考え方
「もう、やりたくない、いや」って思う時ありませんか?では、どういう時に思いますか?私はときどき、仕事の時に思います。
今日は、私がどんな時の仕事で「やりたくない」って思うのか、「やりたくない」種類によってどう考えていくかについて書きます。
仕事で「やりたくない」と感じる時がある
コロナ渦の中、7月に転職をしました。私は20代半ばまで、ずっとフリーターで過ごしてきたので、初めての就職です。
なんとなく、正社員になってみるか、と考えていた時に出会ったベンチャー企業に内定をもらいました。
「したい仕事」がなかったので、会社で選びました。理念と方針を初めて、めっちゃ楽しい会社で入社して最高だったと感じています。
残業を強いられるとか、上司は意地悪とか、そういうのからは程遠い職場です。尊敬できる人が多く、友人に勧めたい会社になりました。給料も、フリーターの時に比べると、もう最高です。
仕事の内容については何も考えずに入社していますので、正直希望通りではないですが、新しいことを始める事が好きで、基本仕事にドMな私は何やかんや出来ていて、前職の経験を活かせる部分も多く楽しくやっています。
ただ、やはり完全未経験で、ベンチャー企業という点で、かなり苦労しています。
自由度が高く、まだまだ全員がスキルの向上を目指している会社ですので、当たり前ですが手厚いサポートはあるけど、ないです。笑
また、仕事内容に、締め切り勝負なところがあるWeb系の仕事なので、自分の実力次第のところがあります。しょぼしょぼの私は毎日1か2時間ずつぐらいは残業が続いています。(残業代は超出る)
そんな私は、勤務中ふと「もう、やりたくない、いや」って腐ってしまいます。
どういう時に思うかというと、顧客の求める品質の商品を提示できない未来を考えて、そして顧客に怒られる未来を想像した時です。
そう、未来に対しての不安を感じた時ばかりなのです。
実は今、研修中という事で、トレーナーの方と一緒にトレーニーとしてお仕事をして教わっています。そのトレーナーをして下さってる方が、9月の中旬で産休に入られるのです。
そして9月中旬以降は、1人で顧客対応をしなければなりません。それが本当に不安で「もう、やりたくない、いや」と思ってしまいます。
うーん、これってただの「やりたくない」なのかな....と少し悩んでおりました。
今、直面していることの種類分け
ここからは、「もう、やりたくない、いや」の考え方を紹介するために、まずは直面していることの種類分けについて触れていきましょう。
早速ですが、自分が今している仕事や何か行動は
できる、できない
と
やりたい、やりたくない
に分けると4種類になりますよね。
①できる、やりたい
②できる、やりたくない
③できない、やりたい
④できない、やりたくない
この分け方って、結構有名だと思います。林先生が塾講師をやってるのは「やりたい」ではなく「できる」事だったから、と仰られたりしてますよね。
4つの種類について
上述した分類の「できる」「できない」の評価を間違えると、人は上手く歩めないなと感じています。
どういう事かというのは、この先の本題のところでのべますので、まずはこの4タイプへの意見です。
今回のメインである④の「できないから、やりたくない」は、非常に自然な流れだと思います。
「勉強できないから勉強したくない。運動できないから運動したくない。」といったことは、ほとんどの方に何らかの形で経験があるのではないのでしょうか?
何事も、始めはできないですよね。だから、やりたくないと感じる事も多いと思います。
ですから、③の「できないけど、やりたい」に出会えている人はとても幸せな状況ですよね。
しかも③に出会えると、その状況は長く続かず
③→→①「できるし、やりたい」になる事が経験上多いです。趣味の多くはそうではないでしょうか。
そういえば音楽や芸能系などの職業では、③の状況が長く続く場合もありますよね。
あと、②「できるけど、やりたくない」は人に寄りますと思ってます。続けられるし、やめてもいいし。
「もう、やりたくない、いや」をどう考えるか
さて、本題になります。
ここで考えたい事は④「できないし、やりたくない」です。
「もう、やりたくない、いや」について、それ以上でもそれ以下でもないでしょうか。
まず、考えてみましょう。
今、あなたが④なことに直面しているとして
もし、そのことが「できる」のであれば
あなたはやりたい(やっててもいい)ですか。やりたくないままですか。
こう考えると、私が現職で思ってる「もう、やりたくない、いや」ってただ「この仕事、全然できない、だからもうやりたくない、いや」と思ってるだけでした。
そして、次に考えるべきはその「できる、できない」の評価です。
主観的な評価ではなく客観的な評価、つまり、今「できない」と自分がしている評価は、客観的にみてどうなのかにも注目すべきだと思います。
周りには「できてる」と評価されているのであれば、今感じている「できない」はただの不安でしょう。
周囲からの高評価を受け取れずにいると、「できない」信念が膨らんで自信が持てず、しんどいですね。
また、実際できていないとしても「ここは良いから、後はここを伸ばそう」というきちんとした評価をされているのであれば、その「できない」は「できる」に可能性に溢れています。
私の場合、よくよく考えるときちんと評価をいただいいて、商品の品質以外については「できる、やりたい」で溢れています。品質についても「ここはできているので、あとはこうしていしましょう」と前向きなフィードバックを頂いていることを思い出しました。
すると、結局のところ私の「もう、やりたくない、いや」は、ただの「できない」スキル不足と、「できないと感じている」不安の塊でした。
「できない」が客観的事実だけでなく、自身の不安も絡んでいるならば、「できないと感じる」を解消する必要があります。
重要なのは「できないと感じていること」を「できていると感じられるようにすること」にする工夫をすることですね。
おわりに
ふと私がTwitterで、プロ奢さんの"「やりたくない」は「できない」"というツイートを見て、今回自分が思ったことを書き出してみました。
彼はどういう事を考えて書いたのか、深くは見てませんが(そもそも言っていないかも)、こう感じる人も多いんやろうなと思って、自分の励ましの為にも書き置いておきます。
いやー、ほんと。結局、今のお仕事は「できていると感じられれば、やりたいこと」でしかないです。
私はプライドが高めと自覚しており、できないと感じられる時期が苦手で、何事も辞めがちでした。ですが、できる事は沢山あって心地の良い今の職場でやっていくには、品質について「できないと感じること、できないこと」を「できると感じられること、できること」にするしかないと、はっきりしました。
まぁ、その工夫が最重要ですが!笑
私の場合、「私が今これをやる理由」を明確にできれば続けられるので、これで良いです。
明日もお休み。月曜日からまたお仕事いってきまーす!「自分ができると感じるなら、やりたくないことないじゃん」と思うと、超ポジティブになります。単純ですね...。
読んでくださった方がいれば、コメントやイイネお待ちしています。