映画【ウェディング・ハイ】HSP視点のレビュー(ネタバレは少なめ)
3,4年ぶりぐらい?
映画館で、映画を観に行きました。
今日観たのは「ウェディング・ハイ」
篠原涼子さんが主演。お笑い芸人のバカリズムさんが脚本。
予告編を観た感じ、
「笑いあり涙あり」のハートフルコメディなのかな~と思ったら
コメディに100全振りした、がっつりコメディでした。流石です。
(あくまで私感ですが)
また、篠原さん演じるウェディングプランナーを中心にストーリーが進むのかと思いきや、
実際は、新郎新婦、ウェディングプランナー、その他参列者たちの視点を代わる代わる描く展開でした。
そのため、観るほど(ほとんどの)登場人物に親しみを感じたり、応援したくなったりしまして…。思わず上映中に拍手やガッツポーズをしそうになってしまいました。
あんまり内容を語りすぎるとネタバレになるので、細かいシーンの言及は避けるとして…。
「ウェディング・ハイ」は私がこれまで観た映画の中でも、特に視聴後の清爽感がありました。「楽しかった!」と清々しくなれました。
…まぁそもそも、これまであまり映画を観た事がないのですが。
というのも私、映画に感情移入しすぎて、精神的に疲れてしまうのです。
主人公やその周りの登場人物が辛い目にあっているシーンだと、その感情を想像して一緒に沈みますし、ピンチなシーンでは生きた心地がしません。
もちろん「それが醍醐味」という人もいらっしゃるかと思いますが、
私の場合はそれがハッピーエンドだったとしても精神的な疲れが残ってしまうのです。
RPGで、モンスターとの戦闘に勝利しても削れてしまったHPが回復魔法をかけない限り戻らないのと、同じ感じ。
なので、「怒り・哀しみ・恐怖・ハラハラ」の展開を予想できる映画には、あまり積極的には観に行きません。
・恋愛(ハッピーエンドだとしても過程がしんどいことが多い)
・洋画アクション(ハラハラするし光や音で疲れがち)
・サスペンス(推理ものは好きだけど、時々エグイのがある)
・ホラー(言うまでもない)
・アニメ(上記より観やすいけれど、やっぱり主人公がつらいシーンがあったり)
などなど。
…でも、それらが無い映画なんて、存在しないですよね。
全くないものがあるとしたら、果たしてそれは面白いのか。
「全くない」ものがいのであれば、「怒り・哀しみ・恐怖」要素がありそうなものを極力避けて、できるだけ「笑い・楽しみ・喜び」の要素が多そうな映画を選びたくなるのです。
そうなると、どうしても選んでしまうのがコメディ系。
そしてそれが、今回は「ウェディング・ハイ」だったのです。
先ほど「コメディに全振り」とお伝えした通り。
基本この作品は「笑い」「楽しみ」「喜び」…あとは「興奮」の感情で構成されていました。なので、視聴後も「ああ、楽しかった!」「良かった!」と清々しくなれたんです。
もちろん、多少ハラハラしたり、結婚式ならではのジーン…と胸が熱くなる場面はありますが、それを踏まえても視聴した後の「楽しかった!」という気持ちが勝りました。
普段は「楽しかった!(でもちょっと疲れたな)」と感じてしまうので、これは私の中ではかなり珍しい。
行く前はちょっと躊躇もしましたが、実際に足を運んでみて良かったです。
今後も、コメディ系の映画はチェックしてみようかな?
以上、かなりふんわりした映画のレビューでした。
もし私と同じように、「負の感情」や「音や光の刺激」の描写に疲れてしまう方がいらっしゃれば、「ウェディング・ハイ」、並びにその他コメディ系の映画をお試ししてみても良いのではないでしょうか。
なかなか得難い、何も考えず笑っていられる時間を過ごせますので。
それでは、本日はこの辺で。
ご精読、ありがとうございました!
野乃