Podcastは新米ママの拠り所になりうる
ここ最近ハマっているpodcast、どんぐりfmの鳴海さん(@narumi)発祥のアドベントカレンダー。
世界にごまんといる新米ママの1人にすぎない私ですが、育児中は何かと音声配信に支えられているところが大きいなと感じているので、聴き手として参加してみることにしました。
※この記事は、「ポッドキャスト配信について語るAdvent Calender 2022」12日目の記事です。
podcastに興味を持ったきっかけ
元々ラジオを聴くのが好きだった私がpodcastに興味を持ったのは、妊娠中のころ。
産休に入り、今までのように女友達とくだらない恋愛話(お友達たち、ごめんね)でワイワイガヤガヤすることもなくなり、体重管理の為にひたすら散歩する毎日でした。
ある日spotifyで音楽を漁っていたら、たまたま出てきたpodcast。それは「結婚したい乙女たちのアダルトーク」でした。
こちらのpodcastは、女性2人が恋愛にまつわるあれやこれやを語り合うもの。恋愛経験豊富な彼女たちが色々本音を語り合ったり、たまにキワドイ話があったりするもので、まるで女子会に参加しているような気持ちになれるpodcastです。
私はこのpodcastの本筋よりも、話が逸れて全然関係ない話にお二人が爆笑するような空気がとても好きです。
こういうのって実際に友達と話してて起きることだけど、なかなかドラマや映画では体験できないんですよね。このリアルさがいい。
結婚して子どもができて、さらに赤ちゃんの育児中となると、なかなか恋愛の話を身近に聞くことがないのです。なぜなら接する大人は、ほぼママor既婚女性だから…。
でもそういう雰囲気に興味がなくなったわけではないので、podcastで聞けるのは密かな楽しみ。
こうして妊娠中に音声配信のファンになった私は、産後さらに色々なpodcast、音声メディア(audiobookなど)に手を出し、楽しませていただいています。
さて前置きが長くなりましたが、乳幼児育児をする全新米ままに、音声配信がおすすめな理由を綴ります。
※生後五ヶ月現在の赤ちゃんを育てている私の完全な主観です。成長したらまた状況は変わってくるかもしれませんので、あしからず。
podcastや音声メディアが育児にぴったりなポイント
①耳だけで楽しめる
赤ちゃんのお世話をしている時、手と目はどうしても赤ちゃんに向けていないといけないので、本をじっくり読んだり、内容の混み合った映像を観るのは難しいんですよね。
かといって、軽い内容のバラエティ番組や国内ドラマだけを流し見というのも段々飽きてしまう…。
そんな中でわりと自由な耳(もちろん泣き声とかには瞬間察知しますが)を使って楽しめるのがpodcast。
耳"だけ"で楽しめるのは、本当にありがたいポイント。
②孤独感が減る
生後5ヶ月。
こちらの言動にケラケラと声を出して笑ってくれたり、あーあーうーうーなどの独特の言葉で沢山お喋りしてくれたりするようになりました。
しかしまだコミュニケーションを取るのは難しいし、大人と会話するのとはもちろん全く違います。
赤ちゃんと2人きりで過ごす時間は、とても愛おしいものです。それは間違いない。
ですが、親も人間なので、もちろん疲れている時や眠い時、色んな状況の中で赤ちゃんにご機嫌で対応しなければなりません。何をしてもぐずったり、泣いていたりすると、こっちが泣きたくなる(というかすでに結構泣いています)こともしばしば…。
赤ちゃんと2人きりで長時間過ごすと、まるで"精神と時の部屋"にいるような孤独感を感じることがあります。
そんなときに、耳に全く関係ない誰かの声が入ってくると、誰かの存在を感じながら、ぎゃん泣きの赤ちゃんに落ち着いて笑顔を向けられる。これはとんでもなくありがたいことです。
③赤ちゃんにバレない
これ、どういうこと?ですよね。
育児をしたことがある方はわかるかもしれませんが、赤ちゃんはめちゃくちゃスマホや画面にめざといんです。笑
授乳している時、寝かしつけている時、などなど、結構時間がかかる&暇なので、ついついスマホをいじってしまいます。そうすると赤ちゃんはスマホに気を取られ、何事もうまくいかない傾向がある(気がする)んですよね。
あとは、スマホがあると必ずと言っていいほど手を伸ばす。のでYouTubeでもNetflixでも、気づいたら「あれ、このシーン2度め?」みたいなことになりうる。
ワイヤレスのイヤホンなら赤ちゃんにはイヤホンしていることがバレないので、手を伸ばされずに楽しめます。
(イヤホンに気付き始めたら、取られちゃうのだろうか…)
強いて言うならのデメリット?
このように乳幼児育児中にはぴったりな娯楽といえるのですが、ただ一つデメリットがあります。
それは、外でイヤホンをしながらベビーカーを押したり抱っこしたりしていると、周りにどう見られているのかちょっと気になってしまうという点。
周りの方はそこまで気にされていないかもしれませんが、例えばお年寄りや他のママさん達にはどう映るのかなぁとか考えてしまう。なので、できるだけ耳を隠す髪型を心掛けています。笑
podcastと私の変遷とこれから
思い返せば、会社から帰宅する時はJ waveのUR LIFESTYLE COLLEGE を聞いたり、中学生の頃はTokyo FMのSCHOOL OF LOCKを毎晩布団の中で聞いていたりと、何かと耳から取り入れるメディアが好きでした。
さらに言えば、幼い頃両親が運転していた車ではいつもラジオがかかっていました。
慣れ親しんできた音声メディアの中に、今年はpodcastという新しい楽しみが加わった一年でした。
まさか育児中にぴったりの娯楽とは思いもしなかったけれど、こんなふうに、より楽しめるタイミングがあるんだなと知れただけでとても嬉しいです。
そして、改めてpodcastや音声メディアについて振り返るきっかけをくれた鳴海さんとどんぐりfmに感謝です。ありがとうございます。