東北のおしゃれホテルに泊まった 2
ノンのんです。
8月上旬、急遽まとまった時間ができたため、またまた東北のおしゃれホテルにひとりで行ってきました。場所は山形県の上山。地元で有名なホテルチェーンの中で、おしゃれホテルの位置付けの宿です。
ウェルカムドリンク・館内
予定よりもかなり早く到着してしまいましたがスタッフの方が快く対応してくださいました。山間部にあるこのお宿、ロビーには石造りの暖炉と大きな円錐形の煙突があります。その前でウェルカムドリンクとチーズケーキをいただきました。館内のデザインは全体的に温かみのある柔らかい印象で、館内着もこのようなカゴに入れられていました。
館内の続き・フリードリンクとおつまみ
チェックイン後は館内をウロウロ。色味はシックでありながらデザインはポップ、木も多く使われていました。そうこうするうちに予約していた「おつまみ」の準備ができたため、改めてロビーに向かいます。木のプレートの上に生ハムやナッツ、チーズやオリーブなどが盛り合わせてありました。早速フリードリンクと共に楽しみました。
暖炉に火も入って、日も段々と傾いていってとても良い雰囲気です。このあとに夕食があるのについつい長居してしまいました。
夕食
そしていよいよ夕食です。まずはアミューズ、これまた木のプレートに乗っていて素敵です。夏野菜のアスピック(ゼリー寄せ)、山形牛の厚切りハム、赤ピーマンのムース、三元豚のリエット(ペースト)、キノコやトマトの小皿が並びます。さっきまで晩酌をしていたのに、米沢の名酒、九郎左衛門の雅山流から如月もいただいちゃいました。すると次にお皿に蓋をかぶせた料理が来ました。よかったら撮影どうぞ、とおっしゃっていただいたので、待ち構えていると、、、
煙の中からサーモンとクリームチーズが出てきました。りんごの木のチップで燻されてとっても良い香りです。こちらは目でも楽しませてもらいました。続いて金目鯛のブレゼ(蒸し煮)、山形セルリーとじゃがいもの冷製スープをいただきました。ゆっくりと食事を楽しんでいるうちに、外もだんだんと暗くなってきました。
肉料理は山形牛のステーキです。とても柔らかくて切り分けられているのもあってひょいひょいと口に運んじゃいました。添えられているマッシュルームやパプリカ、アスパラガスも地物です。そしてやはり地元有機米の炊き込みご飯となめこのお味噌汁をいただいたら最後のデザートはなんとやまと麩の「麩レンチトースト」。絶妙な歯応えが良かったです。ソルベをいただいて外を見たらすっかり日も暮れていました。
大満足でその場を後にし、大浴場で温泉を楽しんだら、なぜかそのあとは記憶がありませんでした。。。(寝落ち)
朝食
朝食も豪勢でした。土鍋で炊いたご飯ももちろん美味しかったのですが、なんと言っても「芋煮」は外せないですね。自分はこの「牛肉、醤油味」派なので、置賜地区(山形県南部地域)に来たら皆さんにもぜひ味わって欲しいな、と思います。(豚肉、味噌味の派閥の方ごめんなさい!)
朝食後は部屋でまったりして、その後、チェックアウトしました。雨が降り出してきたため、スタッフの方が車まで傘をさして付き添ってくれました。最初から最後までホスピタリティの高い宿で大満足しました。
おまけ
チェックアウト後、同じホテルチェーンが経営するプリン専門店に立ち寄りました。お目当てはこの「生プリン」。このように白身だけがプリン状になっていて、その上に黄身を乗せていただきます。黄身に少しだけ塩味が効いていて、混ぜ混ぜすると絶妙なバランスになって美味しかったです。
ちなみにこの席からは隣の老舗旅館のエントランスがよく見えたのですが、チェックアウトするお客様に対して従業員の方々が「花笠」を振ってお見送りしていました。なんだかその姿がとても風情があって、いつまでも見続けちゃいました。
以上、さっと行ってさっと帰ってきた今回の旅でした。今回の宿、カテゴリとしては「オシャレ系温泉旅館」だと思いますが、自分にとっては何よりも「スタッフの方々のホスピタリティ」に感動しました。さすが老舗ホテルチェーンだと思いました。