
騒やかな群像日和の朝
昨日、温泉で、おじさん二人の会話を隣でこっそり聴いていて、
僕は気分よく、最後はその見知らぬ二人のおじさんに会釈して出た。
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人間は、生き死にの場でも修羅場を起こしたり、それぞれの思い出があり、そのおじさんが子供の頃は親は、学校行事にも仕事で来る事はなかったし、野球なんかしてもユニフォームなんて統一していなかった。食う為には働くしかない時代で、そんな仲良しこよしで何かをするなんて小学校までだった。中学校以降は、それぞれが戦いで、親もそれが当たり前だったと。
それで、その方たちの知り合いか友達が、亡くなられた時。その亡くなられた方の母親が「ごめんね、許して」と肩を震わして泣いていたと。
けれど、その隣で、失くられた方の兄弟か親戚は、家族か親族との絶縁を葬儀の場で突き付けて出ていったらしい。
亡くなられた方の奥さんか、その泣き崩れていた母親は、「マシンガンみたいなウルサイ方だった」「親父さんは紳士な方やった。立派な方やった。逆に奥さんはあれやったけどなあ」と話していたから想像は出来る。
人に歴史ありとはいうが、まさに、想い出は美談かもしれないし、想い出はいつも悲しいかもしれない。まさに人に歴史ありだ。
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「涼ちゃん、みーちゃんの存在を消しなさい。今すぐ忘れなさい」
「どうして? なぜ?」
「今なら消せるでしょ?」
「そんな可愛らしく言われてもー。そう言われたってー」
「そうだよね ふふふ」
と、まあ。最後に
「でも、それだと(そのままだと)最悪な事になるよ涼ちゃん」
「(コソっと)自殺は良くないよ」
「ま、今すぐどうのこうのって話じゃないし」
「この話は、遠い未来いずれ来る話よ。その時になればの解ってる話よ」
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「涼ちゃん、変わってね。変わったというか、強くなったんじゃなくて、元々が強いのよ」
ところで ここで再度改め、
僕は少し変わりました。少しだけ強くなりました。
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ここで、再度、改めて書き残します。
僕は 僕のすべて 全部が全部を残して、君に遺し、伝える事が正しいとも正解だとも思わなくもなりました。それもまた違うのかなと考えるようにもなりつつあります。
人生はこれからです。ですがタイムリミットはあります。
これは決して悪い話では無くて。
これも、解る人にか分からない話でしょう。
これがいわゆる、頭の良さ、自力。理解力等、頭の問題です。
基本的な人間力の強さ、人間味、人柄良さからも来る話です。
【群像】一言をとっても、解る人もいれば「群像?」「え?何それ?」と思う人もいれば、言って聞いてくる人もいます。自分で調べる人もいて、理解できる人もいれば理解できない人もいます。
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今は兄貴の日影さんは、今でも時々擦れ違うけれど、衝突して壊れる事はない。なぜなら、僕らは格闘技とロックの精神でお互いに道は変わったけれど、生き様と精神論で共通させたからだ。
僕があの一件で死にかけた時。
「助けてくれ」と叫んだ時。
「覚悟しろお前ら」と宣言した時。
日影さんはレスポンスを返してくれた中の一人だ。
だからと言って、この関係も15年間かかって作り上げた。
でもいつか壊れる可能性は0では無いが、0に僕はしたい。
僕だけの問題では無い。お互いの想い合い生命線なのだ。
感謝の言葉も、今すぐでは無くても、必ず必要なのだ。
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ヒカゲ 、10:14なんだ?
再生はしないぞ10:14
家に帰ってから一人で聞いてくださいよ 人にいる所で聴くもんじゃない。
ヒカゲ 、10:17また音声メッセージか?
あんなん送りつけるくらいなら電話よこせ!
俺はラジオリスナーじゃねえ
10:17タイミングがありますからね。
ではまた朝から頭いてえ 仕事行ってきやす!
ヒカゲ 、10:19stay free
ヒカゲ 、22:21でもお礼は言っとくわ
何かを伝えようとしてくれる気持ちが嬉しい
ただ俺は部屋でじっと音声聞けんねん。苦手やねん。
23:14音声の中で喋ってますわw
日影 待ってるぜ!! って。w
伝わっていれば、十分ありがとうございますだ。
※僕らはこういう日常の群像の中でやり合ってる。
楽しかったから許せ。
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そしてそれも「群像」です。
さあ 朝だ。
騒やかな朝だ。
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4年後、僕らは変わっている。
4年後、もう僕らはここに そこにはいない。
そりゃそうだ。人生100年時代ではない。
僕は「僕らは死なない世代」ではなく「僕は世の中を冷静に見ることが出来る世代」になりたい、ありたいとあの時に宣言した。
君も4年後、僕の前にいないかもしれない。
僕が18歳まで、一生こいつらと一緒に生きていくと思って疑わなかった奴らとは ほとんど縁が切れている。理由はどうであれ。
僕は僕を大切に愛してくれた人とだけ今は一緒に繋がっている。
それでも、4年後、きっとその中でも、また変化がある。
悲しいけれど絶対あるんだろうなと思う。
数えて、覚えていて欲しい。
僕らの4年後。おおむね4年後辺り。
大きく僕らは人生の分岐点を超えて変わっていると思う。
良い話か悪い話かは別として。
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いつかのいつか。君との話が笑い話になればいいのになって。
僕はそう想い描いている。
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僕には18歳まで、5年くらいずっと親友、戦友だと思っていた奴がいて。
そいつとは今は絶縁で、七年くらい前にお互いに悪い部分が噛み合いを悪くさせてしまって、それ以降、縁を切っている。
でも、そいつはそいつでひねくれていて。斜に構えたような、スかしたくせに強烈な人見知りだった。
芸人になれなかった芸人なのだけど。
そいつになら年に一回くらいは、今でも思い出す。
でも、そんなもんだ。そんなもんさ。
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ここでおやすみなさい。
とりあえず1年1年がラストチャンスの無いゲームのように。