健康診断で卵巣がんの疑いがでた話
自己紹介
初めまして、名無しです。
32才、独身パートナー無し、好きな人も無し、二次元に推しはたくさんいる、結婚願望はないけど子供はほしい(支離滅裂)、仕事はコンサル会社勤務、毎日仕事して、酒も飲み、タバコも吸い、「この生活だと最期は癌で死にそうだなぁw」と呑気に考えてはいたが、こんなにも早く身体に支障が出るなんて聞いてないぞ神様。
32才、人間ドックを予約する
2022年8月中旬、弊社は32才から人間ドックが受けられるため、会社の福利厚生を全力で使ったろ!という気持ちから人間ドックを検討。たまたま上司行きつけのレディースクリニック(イーク表参道さん)があり「清潔感あるし、女性しかいないし、食事クーポンがもらえるよ♪」とのことで、そこのクリニックへ電話するも予約が2ヶ月先になると言われてしまう、このとき虫の知らせか「早く受けたほうがいい!」と第六感が作動し、他店舗でもいいのでなるべく早く予約できるところを聞いた結果、2週間後にイーク紀尾井町の予約が取れた。
クリニックから送られてきた書類を確認&記入していたら、オプションの経膣超音波の申し込み用紙を見つける。32才、そろそろ不調が出てきそうなお年頃なので5,000円くらいならオプション付けたろ!となんとなくオプションを追加。直感って大事ですね….余談ですが先月、母と島根旅行へいき神社巡りしまくったので御利益があったのかしら、とスピったことを思いました。神様ありがとう。
人間ドックを受ける
今回の人間ドックで一番の難関は人生初の胃カメラだと思ってたけど、前処理も終わり(鼻から鎮痛剤流すのちょっと辛かったw)、担当の先生が上手くて胃カメラ自体はそんなに苦痛ではなかったです、ただ胃カメラ後に気持ち悪くなりました。副作用なのかな…?
そのあとの工程は楽勝で超音波も心電図もそれといって異常なし、最後が婦人科健診だったので、この頃は「終わったら何食べようかな♬」とお気楽なことを考えていました。
先生「早急に総合病院に行ってください」
私が受けた婦人科検診は以下3つ、1と2は健康診断に含まれているもので3は今回オプションで付けたもの。
1、乳腺エコー検査
2、子宮頸がん検査(子宮頸部細胞診)&触診
3、経膣エコー
経膣エコーは言葉通り、膣内から細い超音波器具を入れて子宮や卵巣の状態を確認します。子宮頸がん検査と触診は何事もなく秒で終わりましたが超音波器具を入れた瞬間
先生「あれ!?卵巣が7cmくらい腫れてますね…これは手術が必要になりそうです。健康診断の結果が出る前に早めに大きな病院で受診してください、紹介状書きます。」
私「…..なんて???????」
卵巣が腫れて?
手術が必要で??
紹介状???
人生初体験3点セットで思考回路はショート寸前(さっきまでランチのことしか考えてなかったぞ)ただカーテン越しの先生が真面目な口調だったのでその時なんとなく事の重大さをじわじわと理解していきました。
エコー結果を見せてもらいながら説明を受けたところ、卵巣が腫れているだけならよくある卵巣嚢腫で良性の可能性が高いけど、私の場合は卵巣が腫れていて、その中に3つ塊がありました。つまり腫瘍ですね。ちなみに卵巣の通常サイズは3cmらしい。お前…いつから私の身体にいたんだ…
医療のことは無知といっても過言ではない私、必死にドラマで見た単語を手繰り寄せながら「手術は….腹腔鏡と開腹手術があると思いますが…腹腔鏡ですかねえ」と質問したところ、良性だと判断できれば腹腔鏡だけど悪性の可能性が少しでもある場合は開腹手術。腹腔鏡だと体外に取り出す時に破ける可能性が高く、それが悪性の場合、他の臓器に広がってしまう可能性があるから開腹手術になるらしい。ということで人生初の開腹手術になりそうな予感を察知。えーん!!!怖いよー!!!
Q.そもそも自覚症状はなかったのか?
A.無いです。
この瞬間まで「健康優良児!!」と思いながら過ごしてました。
卵巣は「沈黙の臓器」、卵巣がんは「サイレントキラー」と呼ばれているほど自覚症状が無く進行していくようで、それ故にステージⅢ・Ⅳくらいで見つかる人も多いと記事で読みました。本当に怖い病気ですね。
「自覚症状が無い」と言っておきながら、思い返せば「下っ腹が出てきた(太ったなと自己解決)」「月1、2回くらい頻尿になる(珈琲の飲み過ぎだなと自己解決)」という小さな違和感は確かにあった。これが体からのサインだったのかな?でも、まさかこれが卵巣がんの疑いになるとは思わないですよね。
なので、症状が進行する前に気付くにはやはり健康診断時に経膣エコーを行い卵巣の状態を定期的に調べるしかないみたい。
あとは、本当に少しでも身体に違和感があったら、すぐに婦人科などを受診してほしいです。
卵巣腫瘍のタチが悪いところは、自覚症状がないところと、結局手術して卵巣を取り出して病理検査を行わない限り正式な病名・ステージが分からないところです。
さいごに
このnoteを書いてるのは、健康診断から約17日後。ここにくるまでにすでに色んなことが起きてます。病院選び、病院での再検査、保険確認、仕事調整、手術日確定など、心の準備ができる前にどんどんと話が進んでいく。
備忘録として今後もnoteを書いていきたいです。
少しでも誰かの気付きになりますように。
何度でも言いますが、全世界の女は絶対に経膣エコーを受けてください!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?